水曜日, 7月 15, 2009

北海道旅行2009 その10


 北海道旅行ももう10日目。今日の稚内の天気は雨。昨日、関東が梅雨明したということですが、押し上げられた梅雨前線はきっとこの辺に来てしまっているのでしょう。
 そろそろ東京に帰ろうかと思うけど、もう一つだけ旭川にまわりたいところがあるので、旭川を目指します。だけど宗谷本線は非常に本数が少ない。早朝の1本を逃すと、旭川到着はどうやっても夕方になってしまう。二日連続で早朝スタートはつらいので、今晩は旭川に泊まって、明日目的地に行くことにしました。
 で、今日はどうせなら旧天北線の代替バスを制覇してこようと思い、稚内からバスに乗ることにしました。以前にオホーツク側を南から北に向かってバスで旅行したことがあって、その時に浜頓別ー鬼志別ー稚内の天北線バスに乗ったのですが、今回は残り区間の浜頓別ー中頓別ー音威子府もクリアしようという計画です。


 稚内の駅の前にある食堂でかに弁当を買い込んで朝食にすることにして、後で細かいお金を用意するのが面倒だからバスターミナルで乗車券を買い込みました。そしたら乗車券は手書きでした。


 ただ全線を乗りつぶすだけでは面白くないので、途中の猿払村にある日本最北端の道の駅・さるふつ公園で下車。ここには温泉とレストランがあるはずなので、2時間くらいの待ち時間ならつぶせるだろうとの算段です。
 ここにはホテル・レストランの建物と、道の駅の管理事務所の建物、それからパターゴルフ場、そしてさるふつ温泉の建物が併設されてます。さっそく温泉に行ってみるとこんなショッキングな張り紙があります。


 残念ながら温泉は涸れてしまったようです。水道水では風情がありませんねえ・・・
 でもまあ、ちょうど外は風が強くって寒かったんで、1時間ほど粘ってきました。
 更衣室に入るときにおじさんとすれ違っただけで、1時間貸切でした・・・まあいいか。
 次はレストランで昼食。ちょうど12時頃だったんで、団体のバスが何台か到着していて温泉とはうってかわって賑やか。
 ここの名物はホタテだそうなんで、ホタテカレーを注文しました。10個入りと6個入りがあったのですが、6個も食べられれば十分だろうと思って6個入りを注文。
 隣では団体客にお店の人が説明を始めてましたが、「ここの名物はただのホタテじゃありません。天然のホタテです。他のホタテはほとんどが養殖のホタテで、天然のホタテは日本では猿払以外にはほとんど水揚げしてません。」とか説明してる。
 で、食べてみると確かにおいしい。しまった、10個のやつを注文しておけば良かった。


 お土産を見たり買ったりしながら、時間をつぶし、再びバスにのって出発。
 外は雨が時より激しくなったり弱まったりの繰り返しです。
 浜頓別、中頓別と過ぎて音威子府が近づきます。旧天北線の駅は結構鉄道時代のことを残していて、今でも駅の看板を掲げている待合所が何カ所もありました。


 音威子府に到着して駅の中に入ってみると、中に天北線の資料室があって、昔の駅の模型や当時の品々が展示してありました。駅はけっこう新しくって奇麗な木造の建物でした。音威子府名物の立ち食いそば屋は水曜定休で残念ながら今日は休みでした。
 音威子府からは特急サロベツに乗って旭川へ出発。列車は混んでいて、名寄からは指定席・自由席のいずれも満席、立っている人もいる状態でした。稚内ー札幌間の特急は、今は朝昼夕の3本だけ。もう一本ぐらい昼間に走らせてもいいと思うんですがねえ。
 今日は旭川泊、いよいよ明日は最終日です。

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