土曜日, 7月 11, 2009

北海道旅行2009 その6


 北海道旅行もはや6日目、今日も札幌泊でスタート。今日の天気は曇り。ちょっと天気がすっきりしなくって残念ですが、他の場所でこんな天気だともっと困るので、まあOKとしておきましょう。


 今日の目的地は岩見沢周辺なので、朝、各駅停車に45分揺られて岩見沢に到着。ここからバスに乗り換えて三笠市へ向かいます。
 三笠の中心でバスを降り、町外れの川の向こうの公園が最初の目的地・クロフォード公園。
 ここは旧幌内線の三笠駅跡です。幌内線は日本で3番目/北海道で最初の鉄道・幌内鉄道の一部だったもので、幌内鉄道の起点は先日行った小樽の手宮で、札幌・岩見沢を経由してこの三笠を通って、炭鉱のあった幌内が終点でした。
 クロフォード公園でマイクロバスの市営バスに乗り込み、今度は幌内鉄道村へ出発。


 幌内鉄道村は、幌内駅の跡地にあるところで、機関車の動態保存や多くの種類の列車の保存、そして博物館があります。小樽総合博物館ににた構成ですが、こっちの方が車両は少ないですが、体験型の展示が多いようです。でもお客さんがもの凄く少なくて宝の持ち腐れなきもします。なんかちょっと夕張炭鉱のテーマパークを思い出しました。
 また来た道を戻って、岩見沢に戻り、昼飯を食べてから1時間半ほどバスを待ちます。
 2年くらい前に一度、岩見沢駅に来たことがあったのですが、当時は駅はそこいら中工事中でしたが、今は完成して新しくて奇麗になってました。
 待ち時間は天気予報やバスの時刻表とにらめっこしながら、後半の予定を立て、宿やバスの予約をしてたら、あっというまに時間が来ました。


 次の目的地は月形町にある月形樺戸博物館。ここは吉村昭氏のドキュメンタリ小説「赤い人」の舞台となった旧樺戸集治監(監獄)のあった所です。
 月形樺戸博物館は月形町役場のとなりあったのですが、入り口の建物はこの通り修復中。この建物は旧樺戸集治監の本庁舎だそうです。


 博物館の見学を終えて石狩月形駅に着くと、もう16時過ぎ。この駅は列車の交換のためなのか、駅員さんがいて切符が買えました。
 この駅の中は20年前の駅がそのまま今に残っているようなちょっと古風な内装で、切符もこの通り。札幌駅で返しちゃうのがちょっともったいなかったです。


 石狩月形駅から新十津川方面の線路はこの通り、ずっと直線のまま緑の中に消えていきます。
 向こう側へ行きたくなってしまうような線路ですが、札幌は残念ながら反対側。札幌方面へ向かう列車はこの緑の中からライトの光として現れました。

 というわけで、今晩は札幌三泊目。明日は札幌を出発して次の街へ旅立ちます。

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