北海道旅行2009 最終回
長かった北海道旅行も今日で最終日。旭川の天気は曇りで、肌寒い。
今日は午前中に最後の目的地をクリアして、お昼過ぎの飛行機で帰京する予定です。
旭川1の8バス停前の丸井今井は閉店セールをやっている。20日で閉店らしい。ここは旭川の一等地なのですが、跡地にはなにができるのか、ちょっと気になります。
バスに乗って「アイヌ記念前」で下車。目的地は「川村カ子トアイヌ記念館」、ここは上川のアイヌの酋長だった川村カ子ト氏が私財を投じて作った私設博物館です。そして、この川村氏はアイヌ測量隊を率いて北海道中で鉄道の建設に携わり、その後長野県飯田市から愛知県豊橋市方面への抜ける鉄道・三信鉄道(現飯田線の中部天竜前後の山越え区間)の難工事を成功させたので有名な人です。その後は樺太や朝鮮半島でも鉄道建設に関わり、戦時中に引退してこの記念館の館長になったそうです。 私の作ったゲーム「Tokyo Railwaysコンピュータ版」の北海道マップにプレイヤーの一人として登場しています。
|
ここにはアイヌの生活で使っていた品々や風習、住居などが展示してあるんですが、展示品の一角に川村氏のコーナーがあって、そこには川村氏が使った測量の道具が並んでいます。
|
また、三信鉄道で使われていた品々を川村氏が集めたものも展示されています。でもただ並んでいるだけで説明文はなんにもありません。もう少しいろいろとわかるかと思ったのですが、ちょっと残念。 記念館の敷地には2件のお土産屋さんがあって、アイヌの手作りの伝統工芸品が沢山売ってます。朝一番で行ったので、お客さんは数人しかおらず、お店屋さんのおばさんにいろいろと工芸品を説明してもらえました。
|
空港で旭川ラーメンを食べて、飛行機で出発。正直いって、今まで食べた旭川ラーメンの中で空港のラーメン屋が一番旨かったです。うーん、ちょっと不思議。 飛行機は上川盆地をゆっくりと旋回して登っていきます。上川盆地は奇麗だったのですが、やがて雲の中へ消えてしまいました。北海道は全体的に天気が悪いようです。でも津軽海峡を渡って下北半島にきたら、写真の通り、下北半島も陸奥湾もはっきりと見えます。
|
15時頃、羽田到着。天気は快晴、気温はたぶん33度くらい。旭川との温度差は13度、おとといの稚内との温度差は18度。ちょっと耐えられそうにありません。 家に帰ってみると、室温37度。ただちにクーラーのスイッチを入れて、晩飯の買い物のために外へと逃げ出しました。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿