Googleのスマートフォン「Nexus One」が発表されたので、スペック表を見ながら、「Tokyo Railways コンピュータ版」(以下TRと略)を動かせるかどうか考えてみました。
1)画面の広さ:800x480ピクセル
現状だと、TRを動かすには1000x600程度の解像度がいると思われます。
「Nexus One」はそれに比べると一回り小さい。でもスマートフォンとしては非常に大きいのでかなり有望です。
プレイヤー情報ウィンドウの表示/非表示に切り替えるのと、ダイアログを全画面表示で出すようにデザインを変えれば十分にこの解像度でも遊べる気がします。
それから、マスの大きさがPC版では16×16ドットなのですが、これを12×12に落とせば、画面に表示できる範囲が広がりますが、「Nexus One」はディスプレイが小さいので細かくするのはやめた方が良さそうですね。
2)メモリ(RAM):512Mバイト
PCやMacの場合、TRは512Mだとメモリ不足で、スワップアウトが多発してまともに遊べません。最低でも1Gは積まないとダメです。でも、これはかなり大きなマップを作っても安定して動くように設定しているためでして、実際には今の半分の使用メモリに減らしても東京や関西くらいなら問題なく動くはずです。ましてや追加マップくらいのサイズでいいなら3分の1には減らせます。
「Nexus One」の場合、どれだけメモリが空いているかはわからないので、実際にはどの程度までアプリが使っても大丈夫なのかはわからないのですが、PCと同じ感覚なら、マップサイズの制限を小さくするだけで、十分に動作出来きるように修正可能と思われます。
3)CPU:Qualcomm QSD8250 1GHz
ARMベースでsnapdragonと呼ばれているCPUです。シングルコアCPUですね。
TRはPCだと、Atom 1.6GHzで追加マップならサクサク動きますが、本体付属のマップだとちょっと遅いです。
snapdragonの実行効率がどのくらいなのかは分かりませんが、Atom1.6GHzの6割程度とすると、そのままでは辛いんですね。マップを小さめに制限して、参加する人数を6人から4人に減らせばなんとか行ける気がします。
いっそのこと列車の速度や建設の制限を低くしてしまえば、行動範囲が劇的に減るんで、思考ルーチンがかなり早く出来る気がします。
4)OS:Android Mobile Technology Platform 2.1
AndroidのアプリはJavaベースなので、かなりの部分がそのまま動くと思う。サウンド・グラフィック・UI関係の変更は必要になると思うけど、そんなに複雑なことはしてないので、そんなに手間はかからないのではないかと思う。
結論:マップをコンパクトにして、列車の速度と建設費の制限を下げ、UIをカスタマイズし、参加するコンピュータプレイヤーの人数を減らせば、動きそう。
ま、実機が手にはらないと、実際のところはわからないけどね。
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