月曜日, 8月 03, 2009

18きっぷの旅 その1


 8月に入り、またかと思うかもしれませんが、今月もまた旅にでました。
 今回は久々に青春18きっぷを使い倒すことにしました。
 朝4時半に起きて、横浜駅6時36分発熱海行きで出発。
 ラッシュ時間帯よりはちょっと早めですが、やっぱり通勤客でちょっと混んでます。
 でも平塚を過ぎると空いてきて、着席率が100%。
 熱海到着7:59、静岡行6両編成に乗り換え。ラッシュ時間帯なのでちょっと混んできました。
 静岡到着9:20、ここで浜松行3両編成に乗り換え、ここもちょっと混んでます。藤枝でほぼ着席率100%になって座れました。
 朝ご飯が5時だったので、さすがに空腹になってきました。
 浜松到着10:33、ここで10分ちょっと時間が空いてたので、売店でうなぎのおにぎりを食べました。
 ここまでは結構みなれた風景なので、風景そっちのけでプログラミングしてました。
 豊橋到着11:21、ここで新快速に乗り換え。
 ここまではほぼ表定速度60キロで到達。さすがは東海道線、普通列車でも私鉄の急行以上の速度です。
 ですが、ここからは異次元の速度。豊橋ー名古屋間は72.4キロなのに、わずか48分で走破。表定速度90キロ!
 特急列車でも滅多にお目にかかれないのな速度でぶっ飛ばしました。
 名古屋到着は12:13。
 せっかくだからお昼は名物のみそかつを食べようと思ったら長蛇の列。
 味噌煮込みうどんで妥協しました。

 名古屋で関西本線に乗り換えて、13:05に快速亀山行きで出発の予定だったのですが、今日は関西本線・紀勢本線はダイヤが乱れていて、10分遅れで出発。
 14:10頃、亀山到着、紀勢本線の各駅停車多気行きに乗り換え。
 亀山近辺の紀勢線はカーブが多くって先頭の席で見てるとちょっと迫力があります。
 しばらく進むと、ダイヤの乱れの影響が出て15分くらい停車。
 ようやく走り出すと津市近辺の平野になってこの通り直線が増えます。

 紀勢本線は単線ですが、時折、となりに幅の太い複線が現れます。それは近鉄名古屋線。
 遅れを取り戻すのためか、ワンマンの各駅停車は快調に走り、松阪駅近辺で近鉄の急行を抜き去りました!
 多気駅到着は15:20頃、ここで紀勢線各駅停車新宮行きに乗り換え。
 これが遅いんですよねえ。ここまでだいたい時速60キロのペースで進んできたのですが、この先、多気ー新宮間137.7キロに217分(3時間37分!)もかかる。表定速度は僅かに38キロ。おかげで横浜ー名古屋間が6時間ですむのに、名古屋ー新宮間におなじく6時間かかる。紀勢本線はカーブや勾配が多くって、単線だから速度が出せないということでしょうが、理由はそれだけじゃないことが後ほど明らかになってきます。
 まずは、多気までは伊勢平野を進んできましたが、ここからは志摩半島を越える山岳ルートです。
 山の中に入ったとたんにどんよりと曇ってきて、怪しい天気に成ってきました。
 
 1時間以上は走り続けて、ようやく山を越え、眼下に海と街が見えてきました。
 伊勢長島からは海岸線沿いのルートですが、リアス式な紀伊半島の海岸なので、入り江が深くて、列車は入り江とトンネルと盆地を繰り返しながら進みます。

 不思議なもので、海に近づくと晴れて来て、また山に近づくと曇り始めます。

 そんなことを繰り返しながら、日が暮れていきます。
 紀勢線のダイヤはあいかわらず乱れていて、時折、反対側の列車を長時間待ちますが、なぜかこの列車のダイヤは遅れない。
 つまり、こういう時のために、各駅停車のダイヤはかなり余裕を持って作ってあるみたいです。
 だから、こんなに遅いのです。

 19時頃、定刻通り、新宮到着。あたりはすっかり夕闇に包まれています。
 今日は新宮泊です。
 18きっぷの旅とかいう題にしていますが、明日とあさってはJRには乗らない予定(笑)

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