水曜日, 6月 10, 2009

南関東小旅行(その2)


 入梅直前の時期を狙って、小旅行に出発し、湘南から三浦半島を通って房総半島に上陸したのが昨日までの話。
 今朝は安房鴨川のひとつ手前の駅、太海の宿を出発します。

 太海の浜辺へと向かうと、こんなすごい岩山が迫ってきて、岩山と海の間に挟まれるように民家が続いています。

 今日の最初の目的地・仁右衛門島到着。鎌倉時代から代々仁右衛門を名乗る家が所有している個人所有の島らしいです。今の仁右衛門さんは観光と食堂経営を営んでいるそうです。

 手漕ぎの渡し舟に乗って島に上陸。島の中には食堂の建物があり、その先にはこの通り、島を回る遊歩道が整備されています。

 島からの眺めはこんな感じ。

 島の真ん中の丘の上には改築後300年が経過した家と、樹齢600年が経過した木が茂るきれいな庭があり、さらに進むとこんな岩が出現。
岩の右上のあたりが子供の顔のような形をしてる気がします。

 反対側はこのとおり岩場。釣り人が喜びそうなところですね。

 今度はてっぺんがモアイ像のような形をしている岩を発見。

 仁右衛門島を離れたら、近所のおじさんからたまたま鴨川まで行くから車に乗っていくかと聞かれて、車に乗せてもらって鴨川駅到着。
 ちょうど来ていた特急さざなみ号は勝浦までは各駅停車扱いとのことなので、パスモで入場して安房小湊へ行きました。


 安房小湊には浅い海を鯛の群れが回遊する珍しいポイントである「鯛の浦」という名所があります。
 あとは、日蓮上人の生まれ故郷で、それにちなんだ誕生寺という寺があります。
 もうひとつ、湾で波が穏やかな砂浜があり、海水浴場になっています。
 なぜ、ここに来たかというと、ここは私が子供のころ毎年夏になると家族で遊びに来ていた思い出の地だったので、どのくらい覚えているか、なつかしくて来て見ました。
 昔とは違って、浜辺に大きな道が通っており、街はすっかり様変わりしていましたが、この浜辺だけは子供のころの記憶とまったく相違ありません。まさしくここは思い出の場所でした。


 誕生寺の近くのおみやげやさんで、パイナップルをそのまま凍らせた「パイナップルアイス」を購入。100円也。おいしかったです。


 バスで鴨川に戻ってちょっと早めの昼食。
 鴨川の飲食店はそれぞれの特色のある丼物をメニューに加えて「おらが丼」という名前で宣伝しているようです。これはその「おらが丼」。ここの「おらが丼」は3種類の刺身ののった「づけ丼」でした。


 鴨川からはバスに乗って房総半島を横断します。久留里城三の丸公園バス停で降りて、久留里城の城山をのぼりました。標高は100メートルくらいで、結構急坂でしたよ。山の上からの風景はこの通り。天気がよければもっとすばらしいのでしょうが、これでも結構見晴らしよかったです。


 久留里城の天守閣です。実際の天守台の隣に立てたそうで、天守台は別にありました。
 久留里城は里見氏の城だったそうで、なんども北条軍に攻められた場所だそうです。


 今度は久留里駅から久留里線に乗って、終点の上総亀山で下車。
 次の列車で折り返そうと思ったら、なんと1時間15分後。
 ちょっと回りを見に行くことにします。

 久留里線はホントは房総半島の途中で終わる予定じゃなくって、反対側の木原線(現いすみ鉄道)と養老渓谷ででつながるはずだったのですが、ここで力尽きてしまっています。

 徒歩10分あまりで亀山ダムと亀山湖の公園に到着。ダムの反対側には温泉のホテルがあって、お風呂だけでも利用できるようでしたが、さすがにそこまでは時間がないので、ぶらぶらして帰ってきました。

 この後は久留里線で木更津に行き、バスでアクアラインを超えて帰ってきました。
 今日はホントによく歩きました。足が痛いです。

 というわけでたった2日間の小旅行はこれで終わり。

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