月曜日, 3月 15, 2010

奈良-新開地-有馬温泉

奈良

 昨日はゼルビアの試合を守山で見た後、バスで湖西線堅田駅に出て、そこから京都経由で奈良泊。
 写真は近鉄奈良駅。
 奈良は賑やかな街ですねえ。お店がいっぱいあって、商店街を歩いていると飽きないですねえ。

 今朝は午前中は奈良見物。興福寺→東大寺と回ったので、一見普通の観光ルートに見えるでしょうが、私の今回の奈良に来た目的は、戦国時代に松永久秀が三好三人衆を大逆転で破った「東大寺大仏殿の戦い」の古戦場見物(苦笑)。
 松永久秀は日本で最初に天守閣を備えたといわれる多聞城というのを東大寺の北西1キロくらいの丘の上に築いていたのですが、これを包囲した三好勢は興福寺門徒衆の筒井順慶の仲介で東大寺の境内に陣を敷きました。
 これに対して松永久秀は奇襲を仕掛け、東大寺大仏殿は消失し、大仏の頭も焼け落ちてしまったそうです。
 ここまで松永は劣勢に追い込まれていましたが、これにより立て直しに成功し、直後に上洛してきた織田信長の傘下に入って、三好三人衆を追放することになります。
 多聞城の跡は中学校になっていて、中にはいるわけには行かなかったのですが、校門の直ぐ内側に「多聞城跡」の石碑が立ってました。中学校の前の坂からは、正面に興福寺五重塔が見え、大体の位置関係が理解出来ましたよ。

 さて、次は、開通したばかりの阪神なんば線に乗ることにして、近鉄奈良駅から大阪難波駅を経由する快速急行に乗って一気に阪神三宮へ。更に三宮で姫路行きに乗り換えて、神戸の西側のターミナル・新開地に行きました。

新開地

 新開地駅は神戸高速鉄道の南北線・東西線の接続駅で、神戸電鉄の実質駅な始発駅です。この駅には神鉄・阪急・阪神・山陽の4社の電車が乗り入れています。
 新開地の駅には地下街があって、ちょうど昼時だったのですが、ランチの店が充実してましたので、ここで昼食。
 新開地からは神鉄に乗り換えて、有馬温泉へ。

有馬温泉

 有馬温泉には金の湯と銀の湯という外湯がありました。金の湯は赤く濁っていて、鉄分と塩分を沢山含んでいるそうです。銀の湯は透明で、炭酸ガスが沢山入っていて、ラジウムも含んでいるそうです。両方のお湯に入って出てきたら、突然大雨と強風に襲われて、しかたなく宿に逃げ込みました。宿のお湯は白く濁ってました。これはこれでまた違う成分のようです。有馬って、いろんな温泉が湧くんですねえ。

 明日は、阪神間追加マップの調査に行く予定です。
 阪急沿線、阪神沿線、JR神戸線沿線はそれなりに行ったことがあるので、今回は福知山線沿線を見ておこうと思ってます。天気がちょっと気になりますが、天気予報では朝方まで雨が残りそうですけど、日中は曇くらいで済みそうです。
 いよいよ今回の旅も終盤に入ります。

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