日曜日, 11月 01, 2009

Tokyo Railways コンピュータ版で画面が乱れる障害



「Tokyo Railways コンピュータ版」のv1.75をリリースする直前にユーザーから寄せられた障害で、この図のように画面が乱れるというものがあります。
発生する環境はかなり限られていて、WindowsやLinuxでは発生しないようで、Macの場合でもMac OS Xの最新バージョン10.6(Snow Leopard)では発生しないようです。つまりMac OS X 10.5に限られてきます。また、図のようにひどい状態になる環境やマップはかなり限られていて、発生しやすいマップは北陸のような横長のマップのようで、さらに画面の解像度が縦800以下では発生しにくいようです。
これだけの条件を並べてわかるように、どうもこれはMac OS X 10.5に付属するJava側の障害という気がするのですが、そうは言ってもなんとか回避しないとユーザーに不便をかける訳で、回避策を調べてみました。
どうもこの問題はイメージの上に別のイメージを上書きする際に、その範囲が重ならない部分があるときにMac OS X 10.5のJava環境が正しく処理できない問題に起因するようです。
仕方がないので次期バージョンでは、上書きするイメージから、上書きされるイメージと重なる範囲を抜き出し、その範囲内だけ上書きするように対処します。
それで申し訳ないのですが、次のバージョンをリリーするまでの間、上記現象を避けるために、Mac OS X 10.5 環境をお使いの人はメニューを出す場所をなるべく真ん中あたりにして、回避していただくようお願いしたいと思います。

これとあわせて、Windows Vistaや7で、ウィンドウサイズが少し小さめになってしまって、よけいなスクロールバーが出てしまう件も抜本的な対応策を見つけたので、次のバージョンで対処される予定です。

次のバージョンは11月下旬リリースを予定しています。

0 件のコメント: