月曜日, 11月 16, 2009

アグリコラその4 三人プレー


 アグリコラをネタにした4回目です。昨日の3回目は友人のKさんと二人で対戦しましたが、今日はさらに友人のOさんも加わってもらって三人で対戦。三人になると使ったことのないアクションや職業が加わるので、さらにバリエーションの多いプレイが楽しめます。
 まず1回目は、私が三人プレーで始めて登場の「ほら吹き」・「ギルド長」・「自由農民」の3枚セットをうまく組み合わせて、畜産も耕作も半ば放棄して資源確保と大小技術進歩にのみ焦点を合わせて得点を荒稼ぎし、45点を確保して勝利。
 私は「ギルド長」を出しておいて家具製作所・製陶所・かご製作所をつくるとさらに木材・粘土・葦がもらえるので、これを使って食料に換えてたり小さい進歩を作ったりして、9枚の進歩を出して、「ほら吹き」で9点を稼いで、さらにまったく手をつけてなかった耕作地・牛・野菜の分のマイナス点を「自由農民」で打ち消すというかなりの荒業でした。Oさんは初回だったんでなすすべもなく終わってしまいました。
 2回目はこのときの副作用からみんな資材の確保でけん制しあってしまって、終盤に入るまでまったく小麦を栽培しない展開。結局私は15点という記録的な敗北。Oさんも点がまったく伸びず、Kさんが「ほら吹き」が炸裂させ、Kさんの勝利。
 3回目は2回目の反省から、私はちゃんと序盤から耕作しようと思ってプレーしたのですが、畑を必要としない「マメ畑」や「レタス畑」、そしてまたもや「自由農民」と「ほら吹き」を手にした私は、結局、耕作地を拡大せずに、番外で耕作する展開。これに対して、Kさんは序盤に「季節労働者」と「石運び」で小麦を確保しつつ「井戸」つくって、中盤に「折り返し鋤」で一気に耕作地を拡大して種まきして大規模に農業を始め、その後は畜産もバランスよく点をとる正攻法で点をかせぎます。Oさんは畜産を中心に点を稼ぎますが点がのびず、最後は私とKさんの勝負。Kさんはバランスよく点を稼いで45点に達したのですが、私は職業で大量得点したにもかかわらず、未使用な土地が多かったのが響いて40点どまり。Kさんの勝利に終わりました。
 結局、今日はKさんの2勝、私の1勝。Oさんは初めてだったので、まだうまく点が稼げてなかったようです。
 少なくとも、私は一人プレーで溜め込んだ経験値を早くもすべて吐き出してしまったようです。それに3人プレーは3人プレーしかないアクション「別の種類の2つの資材」などで序盤から石材が取れるのでこれをうまく利用したKさんは早い段階から「井戸」を取るというプレーをしてましたが、私は3人プレー用のアクションへの対応が後手に回って負けていたように思えます。
 あと、3人プレーで登場する職業にもうまく使えば強力なやつがいます。代表例が「ほら吹き」。うまくやればなんと9点もの大量得点がとれますが、なかなかそこまでやるのは難しいですね。手札によってはそこまで取るのは絶対無理なばあいもあるんで、その辺の見極めも重要なようです。

 このゲームやればやるほど、新たな発見があります。人数が少なくても面白いし、多くても面白いし、しかも人数が違うと使えるカードも違ってくるので、その人数ごとの発見があって、その度に楽しめる。ホントにやりがいのあるゲームです。

 そういえば、今回、最後の点の数え方で、紙に点を書くのはもったいないので、動物をつかう方法でやってみました。各自、点数を計算するときに盤外に動物を置いて点数の代わりにしてみました。羊は1匹1点、猪は1匹5点、牛は1匹10点をあらわす駒として、点の計算用に盤外に置いて計算に使うという方法です。動物って、結構途中で食料に変えちゃうので、ゲーム終了時にあまった駒が多いし、動物の価値は牛>猪>羊とハッキリしているので、数える際に混乱せず、間違いにくくて良いようです。

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