北陸の旅 その11 勝山城博物館-越前大野
初夏の太陽に照らされて、やっとの思いでたどり着いた勝山城(写真1)。正式には勝山城博物館といいます。この城、戦国時代や江戸時代に築城した由緒正しいお城の跡に再建したもの・・・ではなくって、なんと平成になってから築城したパチものです(汗)。
でも、この場所は白山の麓の小高い場所に位置し(写真2)、勝山の町が一望でき(写真3)、由緒正しい平泉寺白山神社が横に見えます(写真4)。今回の旅の初日に断崖絶壁で有名な東尋坊へ行ったという話を以前にアップしましたが、その由来となった乱暴者の東尋坊さんは、なんとここに住んでいたらしいのです。でもそんなことはこの時には全然知らず、帰ってきてから知った次第です。知ってても、どうせ時間がなくって行けなかったけどね。
この城、城下は道の駅みたいになっていて結構にぎやかだったのですが、城の中には人がほとんどいません。でもちゃんときちんとした制服を着た従業員がいて、エレベータまで案内してくれました。きっとこんな城を造るくらいだから、オーナーはお金には困っていないのでしょう。まさか現代の日本で自分の財力で城を築城してしまう人がいるとは思っても見ませんでした。
城を眺め終わったら、越前大野からの電車の時間まで30分をきっています。タクシーを読んでもらうおうと入り口の窓口に行くと、なんと記念品にTシャツをくれました・・・やっぱりお金には困ってなさそうです。
にぎやかな城下に戻って、タクシーにのり、一路越前大野へ。所要時間は15分ほどで、10分前に到着しました。越前大野駅は古風な雰囲気を意識しているけどどう見ても新築な立派な駅で(写真5)、いかにも観光地という感じです。やっぱり勝山なんかスルーして大野を観光すべきだったと後悔しても後の祭り。越美北線のディゼルカーに乗って、福井方面に出発しました。
もうこれで終わり? いいえ、まだこの時点で15時をすぎたばかり。帰りのバスは22時過ぎですので、まだ7時間も残ってます。
では次はどこに向かったのか?それは次回までの謎として残しておきます。
続きは次回。
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