日曜日, 5月 25, 2008

北陸の旅 その12 一乗谷


 前回までの話は、GW中を利用した北陸の旅の最終日、最後だからと欲張って、強行軍日程を実行。アクシデント続きでギリギリだったけれど、福井−永平寺−勝山とクリアして、15時に越前大野駅に到着したところまで。
 さて、越前大野から越美北線の福井方面行き(写真1)に乗ってどこに向かったかというと、それは実は「一乗谷」。一乗谷っていうのは、戦国時代に織田信長に対抗して滅ぼされた朝倉氏の本拠地だったところです。30分ほどディーゼルカーにのって一乗谷駅に到着(写真2)。駅前は田んぼしかない(写真3)。
朝倉氏の遺跡群はこの駅から徒歩で20分ほどとのことなので、歩いていきます。途中にはなんにもないので、迷いようがありません。20分ほどで入り口に到着(写真4)。遊歩道が整備されていて、谷に流れる川にはおしゃれな橋がいくつもかかってました(写真5)。
 ここでアクシデント、調子に乗って写真をとってたら、1GBのフラッシュメモリを使い切ってしまいました。仕方なく近くの休憩所でコーヒーを飲みながら、Mac Book Airを引っ張りだして、写真の転送を実施。1GBもあるし、カードリーダーがぎゅうぎゅう詰めのリックの底の方に入ってたせいで、荷物の整理にも手間取り、ここまでで15分くらいかかってしまいました。
 この朝倉遺跡群というのは、結構広くって、入り口から中心である朝倉当主・義景公の屋敷跡まで15分くらいかかります。屋敷跡は門だけ再建されていて(写真6)、中には墓(写真7)(本物?)がある以外は、何もありません(写真8)。そのそばに昔の武士の屋敷を再現した場所があったのですが(写真9)、入場料をとられるのでパス。
 ここで、次の列車までの残り時間が30分くらいしか残っていないことに気がつきました。普通に歩けば35分くらいかかりそうです。夕暮れの一乗谷を、往事の朝倉氏の栄華を想像しながらも、早歩きで駅を目指し、なんとか5分前に到着。ちなみにこれが一乗谷駅前のメインストリート(写真10)です(笑)。左の建物は駅ではありません。民家の倉庫です。右側の小さな小屋みたいなのが駅の待合所です。
 さて、時間は17時過ぎ。今度はまた列車(写真11)に乗って越前大野方面へ引き返します。日の長い季節ですが、おそらく日没まで1時間あまり。このわずかな時間に期待して、最後の目的地に向かいます。
 最後の目的地とは何処なのか。そして無事に福井からバスに乗って帰京できたのか。

 例によって、続きは次回!

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