北陸の旅 その8 福井
既に旅から2週間以上経過していて、このままほっておくと、この話が終わる前に次の旅に出てしまいそうなので、早いところ終わらせたいと思っているところです。GWのまっただ中の5月3日、ところは金沢のホテルから話を再開します。この日の夜に夜行バスで帰京の途につく予定なので、これが実質的に最終日。
ですから、今回でこの長い話も終わり、と、言いたいところだったのですが・・・実はこの日はとんでもない強行軍を実行しまして、とても一回では書けない。ですので、もうしばらくおつきあい願います。
最終日は前の晩に綿密な予定を立てていたのですが、計画を立てるのに熱が入り過ぎ、なんと1時間も寝坊してしまいました。いきなり最初でつまづいたのですが、もう一度計画を見直してみると、ちょっと綱渡りだが何とかなりそうです。朝からの快晴にも勇気づけられて、特急しらさぎで福井に向かいます。
まず最初の目的地は福井城址。ここは現在福井県庁がおかれていて、今でも福井県の政治の中枢でありつづけています。ここは福井駅から5分くらいの場所なので、45分後の電車に乗ることを目標に定め、観光に出かけました。
福井城址は今でも堀に囲まれていて(写真1)、県庁とはいえ当時の雰囲気を残しています。中に入ってみると騎馬武者の像があり(写真2)、誰だろうと思ってみると、これが結城秀康公、関ヶ原の時に上杉に対する抑えとして功績を上げた人ということしか知りませんが、福井の城下町を整備したということで、ここに像が造られているそうです。大阪夏の陣で大活躍した松平忠直公は、さすがに後の素行が悪すぎるので像にはならないでしょうね。
旧天守閣の場所は小高い丘になっており、木がちょっと邪魔ですが、まあまあの見晴らしです。そこから下を見ると、堀に橋が架かっていて、これがやたら新しくて立派な屋根がついてますので、これを見てみました(写真3)。昔の橋を再建したものらしいです。
橋を渡るとそこに大きな公園が(中央公園?)が現れました(写真4)。ここをぶらぶらしていると、なにやらにぎやかな祭りの音が聞こえてきました。どうやら地元の小さな祭りみたいで、これまた小さな神輿が出てました(写真5)。
福井の観光は短いながらもこの辺で切り上げ、次はえちぜん鉄道の駅に向かいました。駅前は再開発中のようで随分と殺風景です(写真6)。
次はえちぜん鉄道に乗って、九頭竜川の上流へと向かっていきます。
続きは次回。
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