月曜日, 12月 30, 2013

TR3 イベントについて(2)

 Tokyo Railways 3(TR3)のゲーム詳細説明の3回目です。
 今回は前回の続きでイベントを説明します。

大災害イベント

大災害には、脱線事故・大震災・巨大台風の三種類があり、いずれも列車に積んでいる仕事駒を一つ失います。

・脱線事故 脱線事故は発生したプレイヤーにのみ適用され、そのプレイヤーは列車に積んでいる仕事駒のなかから自分でひとつを選択し、その駒を失います。線路建設や列車のアップグレードが1ターンできなくなります(図13-6)。
図13-6:脱線事故

・大震災 大震災は全プレイヤーに適用され、脱線事故と同様に仕事駒を失います。都市にいる列車は移動できず、それ以外の列車は次に都市に到着するまで移動できます。線路建設や列車のアップグレードもできません。
マップ上の仕事駒が全て除去されます。
復興支援金が支給され、資金50の収入となります(図13-7)。
図13-7:大震災

・巨大台風 巨大台風は平地での移動や鉄道建設ができなくなります。また、平地にいる列車は、脱線事故と同様に仕事駒をひとつ失います。
 河川・海洋・湖沼・沿岸・フェリーを越えての移動・建設もできなくなります(図13-8)。
図13-8:巨大台風

ストイベント

ストにはストライキとゼネストの二種類があります。

・ストライキ ストライキは発生した手番のプレイヤーの線路が1ターンの間、列車移動に使用できなくなります。
 発生した手番のプレイヤーは、自分の線路を使っての列車移動はできませんが、大都市内・フェリー・他人の線路を使った移動は可能です。逆に他のプレイヤーもストライキ発生中のプレイヤーが保有する線路を使用することはできません(図13-9)。
図13-9:ストライキ

・ゼネスト ゼネストは1ターンの間、全プレイヤーに適用されます。
 ゼネスト発生中は全プレイヤーが都市での仕事駒の積み降ろしを行うことができなくなります(図13-10)。
図13-10:ゼネスト

支払いイベント

支払いイベントには、法人税・固定資産税・整備費・利子の四種類があります。いずれのイベントも全プレイヤーに適用されます。これらのイベントではいずれも支払い額に応じて保有する資金が減じられます。
保有する資金が支払い額に足らない場合、必要な額だけ借金を行います。

・法人税 法人税は保有する資金に応じて資金を減じられます(図13-11)。保有する資金が99以下の場合には支払いの対象になりません。
法人税の適用基準が資産ではなく資金であることに注意してください。仮に資金が100で借金が55の場合でも、所持資金100として、法人税の支払い対象になります。
図13-11:法人税

・固定資産税 固定資産税は保有する線路網の大都市接続の数に応じて資金を減じられます(図13-12)。
大都市接続数に対応する支払い額はマップにより異なります。
図13-12:固定資産税

・整備費 整備費は保有する列車のレベルに応じて資金が減じられます(図13-13)。
13-13:整備費


・利子 借金がある場合、借金55につき10の資金を減じられます。支払い額に資金が足りずに新たに借金を増やした場合、この増加分は支払い額に影響しません(図13-14)。
図13-14:利子

好況不況イベント

好況不況には、好況と不況の二種類のイベントがあります。

・好況 好況は1ターンの間、大都市仕事駒と中小都市仕事駒のマップ上に配置される駒の上限数がそれぞれ+2と+4増加します(図13-15)。
図13-15:好況

・不況
 不況は1ターンの間、大都市仕事駒と中小都市仕事駒の補充が行われなくなります(図13-16)。
図13-16:不況

季節仕事イベント

季節仕事イベントにはさまざまな種類があり、マップによって独自に用意されています。
季節仕事が発生した際には、1ターンの間、そのイベントに対応したマークがつけられた季節仕事駒がマップ上に配置されます(図13-17)。
図13-17:季節仕事イベント

 季節仕事駒が登場している間に、列車に仕事駒を積み込んでください。
 1ターン後に積み込まれなかった仕事駒は、全てマップ上から取り除かれます。
 また、イベント終了後に、出発地で列車から季節仕事駒をマップ上の戻したときにも、その仕事駒は取り除かれます。

 以上でイベントの説明は終わりです。
 次回はステージについて説明します。


0 件のコメント: