火曜日, 12月 17, 2013

TR3 チュートリアル4

今回は列車の移動と仕事駒の積載について説明します。

TR3で資金を得る方法は基本的には一つだけです。それは仕事駒を出発地で列車に積んで、それを目的地まで線路を通って運び、目的地で降ろすことです。
ですので、積み込んだ仕事駒の目的地に向かて列車を走らせつつ、積載量に空きがあったらさらに仕事駒を出発地で列車に積み込んで、目的地に運んで資金を稼いでください。

列車の移動についての操作は「操作説明その3」で説明してあるので、そちらも合わせてお読みください。

列車には移動力と積載量の2つのパラメータがあります(図2-17)。
図2-17:列車のパラメータと各種情報
移動力について
列車の移動力は1回のターンで列車が移動できる距離を意味していて、移動フェイズ中にこの移動力を消費して移動していきます。画面に表示された残移動力を確認して移動させてください。

消費する移動力は地形の影響は受けません。山地でも平地でも消費する移動力は同じになります。
隣のマスに移動する際に消費する移動力は、縦横と斜めで異なります。
縦横は2移動力、斜めは3移動力となっています(図2-18)。
図2-18:縦横と斜めの消費移動力

他人の線路の使用
列車は自分の線路以外にも他人の線路を走ることができます。また、ターミナル(大都市)内は誰でも使える線路が引いてあるとみなされ、ここを走ることもできます。

他人の線路を使用して列車を走らせるためには、1ターンにつき使用した線路を保有するプレイヤーそれぞれに10ずつの資金を支払う必要があります。
他人の線路を使用する場合には以下の点を注意してルートを選んでください。
・使用する線路を保有するプレイヤーの数をなるべく少なくすること。
・他人の線路を使用するターン数をなるべく少なくする。一回で通り抜けることができる距離なら、前のターンのうちに乗り換えポイントで止まっておいて、次のターンに一気に通り抜けた方が支払う金額が安くなります(図2-19)。

2-19:他人の線路を利用


積載する仕事駒
前述のとおり、列車には積載量が設定されており、その数まで仕事駒を列車に積み込むことができます。
仕事駒には出発地と目的地が設定されており、一度列車に積み込んでしまうと、出発地に戻るか目的地で報酬を得るまで列車から降ろすことができません。ですので、積み込む仕事駒を選ぶ際には慎重に選んでください。
すでに仕事駒を列車に一つ以上積み込んでいて、さらに別の仕事駒を積み込むときには、なるべく方向が共通の仕事駒を選ぶことをお勧めします。とくに目的地が同じ駒をそろえて運ぶと、目的地で一気に報酬と交換できるので大変有利です(図2-20)。
2-20:仕事駒の目的地方向を揃える
また、ゲーム中に急に有利な場所に仕事駒が出てくるケースもありますので、列車をアップグレードして積載量に余裕が出てきたら、無理に仕事駒を積載量いっぱいまで積まずに、有利な仕事駒が登場するまで余らせておくことをお勧めします。

さて、これで一通りのプレイ方法は説明したと思います。次回は大都市接続数と列車のアップグレードや勝利条件について説明します。

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