木曜日, 12月 26, 2013

TR3 仕事駒について

 おかげさまで、「Tokyo Railways 3」(TR3)の正式版を12/24に公開させていただきました。
みなさま、もう遊んでいただけましたでしょうか。

 今回から何回かに分けて、TR3のルール詳細をアップしていこうと思います。
量がまとまったら、操作説明書に追記する予定です。

 ルール詳細は、操作手順と違って、ゲームを始めるうえでは必ずしも必要な知識ではないので、初めてTR3を遊ぶ方は、しばらく遊んでみて、ゲームがわかってきてから読むことをお勧めします。

 今回は「仕事駒」について説明します。

仕事駒

仕事駒には出発地、目的地、報酬額が与えられており、出発地の都市で列車に積み込んで、これを目的地の都市で下ろすことで、報酬額の資金を得ることができます。

仕事一覧画面

 仕事駒のリストは「メニュー」→「マップ情報」→「詳細情報」から、「マップ上の仕事一覧」、「発生済の仕事一覧」、「未発生の仕事一覧」を選んで、仕事一覧画面を表示して確認できます(図12-1,12-2)。
図12-1:マップ詳細情報画面からの仕事一覧の選択

図12-2:仕事一覧画面

仕事駒の種類

 仕事駒には大きく分けて4つの種類が存在します(図12-3)。
  ①大都市仕事駒(MG)
  ②中小都市(MN)
  ③季節仕事駒(SC)
  ④その他の仕事駒(OT)
図12-3:仕事駒の種類

大都市仕事駒

 大都市を出発地とする仕事駒です。
 赤で示されます。
 ひとつの大都市にはその都市を出発地とする三つ以上の大都市仕事駒が用意されており、大都市の重要度に応じてその数は異なります。目的地は比較的遠い場所が設定されているものが多くなっています。

中小都市仕事駒

 中都市または小都市を出発地のする仕事駒です。
 青で示されます。
 中都市は2つ、小都市は1つの仕事駒が、その都市を出発地とするように設定されており、いずれも近くの大都市か中都市が目的地となるように設定されています。また中都市を出発地とする仕事駒は、各都市につき最低一つは、目的地を近くの大都市とするように設定されています。
 目的地は比較的近くに設定されています。

季節仕事駒

 イベントによって登場する仕事駒です。基本的には大都市を出発地としています。
 緑で示されています。
 イベントが発生したプレイヤーのターンが次に回ってくるまでの間だけマップ上に存在し、その間に列車に積み込まれなかった仕事駒は取り除かれます。

その他の仕事駒

 上記の三種類以外の仕事駒です。グレーで示されています。
 ゲーム開始時に登場するものや、ゲームが進行するにつれて登場するものがあります。

仕事駒の補充

 マップ上に配置される大都市仕事駒と中小都市仕事駒の数はそれぞれに上限が決められており、この数に満たないときには、各プレイヤーターンの移動の後に、それぞれ補充されます。
 仕事駒が補充された際には仕事発生画面が表示されます(図12-4 )。
図12-4:仕事発生画面

 未使用の大都市仕事駒と中小都市仕事駒はそれぞれプールされており、ここから補充されます。プールが空になったら、使用済みの仕事駒で再びプールを作り直します。
 イベントは大都市仕事駒のプールに含まれており、大都市仕事駒を補充する際にランダムに登場します。

仕事駒の報酬額 

 仕事駒の報酬額は以下の要素により決められています。
  ①出発地から目的地の距離。
  ②出発地の都市の種類によるボーナス。大都市以外だと高くなります。
  ③目的地の都市の種類によるボーナス。大都市以外だと高くなります。
  ④ルートによるボーナス。大都市間のルートから外れていると高くなります。
  ⑤駒の種類によるボーナス。季節仕事駒やその他の仕事駒だと高くなります。

 仕事駒についてはこれで説明を終わります。
 次回は、イベントについて。これは長いので何回かに分けて説明します。

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