日曜日, 10月 28, 2007

テストプレイ:北海道開拓鉄道


 本日、北海道を舞台にした鉄道ボードゲーム"Pioneer Rails - 北海道開拓鉄道"のテストプレイを行いました。当初は6人参加要諦だったのですが、2名が参加できず、結局4名でのプレイとなりました。
 展開としては、4名とも石狩炭田でゲームを開始し、石炭がつきる頃にようやく周辺にむかって仕事をの範囲を広げていき、そしてそのまま全員が路線の勝利条件をクリアして終盤に突入、私が十勝平野で大もうけして、札幌に帰ることなく勝利しました。
 序盤の駒の出方や、地形上重要な路線を知っていた点で、デザイナーの私がかなり有利だった気がしますが、後から考えてみると、私は2番目の開始だったのですが、序盤、私は大きなミスをしていて、もし十分に研究しているプレイヤーなら、実は3番目の順番のプレイヤーが非常に有利だったということに気がつきました。
 全員、始めてだったので、私を含めて、序盤のセオリーに気がついていなかったようで、十分に研究しがいのあるゲームになっているようです。
 参考までにゲームマップの写真をアップしておきます(要注意:サイズ大1.3M byte)
 私は赤の路線で、最初の手番に、札幌−夕張−苫小牧間を引いたのですが、これは大きなミスです。本来なら、室蘭−夕張を直接つなぐべきでした(費用50で通せる)。このせいで、別のプレイヤーに室蘭−苫小牧間の平地コースを取られてしまいました。人の路線を使うことを前提にすると、最初にいきなり札幌−室蘭間を引いて(苫小牧を含めても50で通せる)、2番目の炭鉱仕事群を登場させて、人の路線を使ってそのおこぼれをもらうことも可能のようで、これをやると、たとえ5人プレイでも全員が石狩炭田に集結することになりそうです。
 ちょっと今回はあまり戦術を考えないでやってしまったので、もう少し考えてからもう一度テストプレイをする必要がありそうです。

土曜日, 10月 20, 2007

開発:北海道開拓鉄道


 ボードゲーム"Tokyo Railways"シリーズ第3弾、"Pioneer Rails - 北海道開発鉄道"の開発状況ですが、ルールブック、マップ、カウンター類が全て完成したため、β版としてアップしておきます。まだテストプレイをやってないんで、正式公開はそれからになると思います。もうしばらくお待ちください。

日曜日, 10月 14, 2007

開発:北海道開拓鉄道


 ボードゲーム"Tokyo Railways シリーズ"の第3作目、"Pioneer Rails - 北海道開拓鉄道"の開発ですが、北海道旅行から帰ってきてから急ピッチで進み、後は駒を印刷して図工すればテストプレイにたどり着けそうな状態です。
 今度のゲームでは前作2作と違って、ゲーム固有の追加ルールをいろいろと導入する予定です。
■追加ルール1:炭鉱と硫黄鉱山
 ゲームの序盤に炭鉱や硫黄鉱山から決められた港町(例えば小樽)への仕事駒が出てきます。これはランダムではなく最初から出てくる駒は決まっていて、都市間を連結するごとに新たに決められた駒が出てきて、これが3都市連結まで続きます。そしてだれかが5都市連結した時点で、盤上から消滅します。これは北海道の初期の鉄道が炭鉱からの石炭輸送の為に建設され、閉山とともに消えていったことを再現するルールです。
■追加ルール2:国後島
 国後島は、ゲーム当初は根室からフェリーで上陸できますが、誰かが3都市に連結すると立ち入り禁止となります。これは北方領土を表すためのルールです。
■追加ルール3:青函トンネル
 北海道側と青森側を結ぶ仕事をフェリーを使ってやった場合に比べ、フェリー抜きでやった場合にはボーナスの報酬がつきます。
 これは青函トンネルを作ってもらうことを狙ったルールです。
■追加ルール4:イベント
 北海道は広いので、関東版や関西版に出てきた「大震災」イベントを外し、かわりに「大雪」イベントを追加します。
 さらに、「冬祭り」「大自然」」「岬」「湖沼」「スキー」といった独自の季節仕事を登場させます。

 たぶん、来月くらいにテストプレイをした上で、リリースすると思いますので、ご期待ください。
   

我が家でのゲーム会


 今日は我が家に仲間を集めて、久々にテストプレイ抜きでゲームをやりましたよ。
 参加者は4人の予定が一人がドタキャンで、3人。これじゃできるゲームが限られてしまう。
 プレイしたのは2007年ドイツゲーム大賞に輝いた「ズーロレット」を二回。それから定番の「カタンの開拓」、「チケットトゥライド」。「ズーロレット」と「カタン」ではそれぞれ一回ずつ勝たせてもらいました。カタンで勝ったのは久々だった気がする。
 次はもう少し人が集まれる日を選んでやりたいですねえ.

木曜日, 10月 11, 2007

増毛


"ぞうもう"ではないです。"ましけ"です。髪が薄くなってお悩みの方がたくさん行きそうな駅ですが、見たところそんな人はいなかったですね。増毛は留萌線の終着駅。こんな駅です→
 寂しいですねえ(笑)。
 で、5日目はこの増毛から留萌線に乗って深川へ戻りました。今日も朝から雨でしたが、昼過ぎに列車に乗ると急に晴れだしました。
 沿線の写真をいくつか載せておきます。
 2枚目は、この時に乗った列車。ワンマンカーの1両編成です。
 3枚目は留萌駅。バックに川と丘があります。
 4、5枚目は沿線の写真。途中ちょっと険しい丘陵地帯の紅葉の中を抜け、のどかな平野の農村地帯へと抜けました.


 旅の4日目は廃線シリーズ第2弾。深川ー幌加内ー名寄を走っていた深名線の後をたどります。旭川を出発し、昼に名寄にいって、そこからJR北海道バスの深名線にのって、幌加内へ向かいました。
 天気は雨、名寄で少し天気が回復しましたが、バスに乗ったらまた雨。名寄から朱鞠内湖へ向かう途中、峠を越える道でカーブが連続し、一気に高いところまで登ったのですが、そこから見える名寄盆地は真ん中に天塩川が流れていて、まわりに自然の森が広がり、非常に雄大な風景でした。そこからトンネルと抜けると、天気はいきなり晴れに変わります。そこから朱鞠内湖の横をしばらく走り、それから、幌加内ののどかな田園風景と自然が交互に出現します。その間の天気はいきなり大雨が降ったり、晴れたり、めまぐるしく変わり、幌加内をすぎて終点の深川につくと、またすこし天気が崩れ始めました。
 前置きが長くなりましたが、こんな天気なものだから、この間に何度も虹をみましたので、その内の3枚を載せておきます。


 まずは虹の朱鞠内湖。


 次は幌加内でみた虹。


 最後は深川到着後に見た虹。両端がちゃんと地上に繋がっていた完全な虹でした。こんな完全な虹を見たのははじめてです。でもこの背景は見ての通りグレー。この後雨に降られました。

帰京途上


 今、新千歳空港で、帰りの飛行機を待っています。今回の旅は5泊6日だったのですが、初日は船泊だったので、北海道にいたのは5日間でした。北海道に着いて初日は曇り晴れという感じで、温度も結構高かったのですが、翌日から昨日までは連日雨。ただずーと降り続いていた訳ではなくって、ときより短時間の大雨、あとは小降り、そうしてしばらくすると晴れ間が見えてお天気雨、そして晴れ。それでもう雨は終わりかとおもうとにわかに曇りはじめ、また大雨。こんな天気の繰り返しでした。
 はっきりいって、今回ほど天気に恵まれなかった日はなかったのですが、不思議と傘が必要な場面は少なかったですね。
 飛行機まで時間があるので、3日目の旭川以降の旅を振り返って、この後アップします。

月曜日, 10月 08, 2007

旅の食べ物


 今回の旅行はあんまり食べ物にはこだわってないのですが、とりあえず、ここまでの食事を紹介します。
 まずは、仙台駅で食べた牛タン膳。


 次はフェリーでの朝食。レストランでのバイキングで、ほとんど普通のホテルとおんなじ。


 札幌駅での乗り換えの際に食べた、味の時計台のコーンバターみそラーメン。典型的な札幌ラーメンでした。


 層雲峡温泉の宿の夕食。ふたがしてある鍋のようなものは、羊の肉を焼いた、ジンギスカン風なもの。


 旭川で行列に並んで食べた旭川ラーメン。醤油バターです。


 帯広名物・豚丼、でも食べた場所はなぜか旭川。




 

幌内線廃線の旅



 悪天候の層雲峡を後にして、午後は今回の旅の目的の一つ、鉄道関係に時間を割きました。岩見沢からバスに乗って、北海道最初の鉄道、幌内鉄道の終点だった幾春別まで往復。ほんとは幌内の鉄道村にも行きたかったんですが、さっきも書いたように下調べできてなくって、スケジュールが立てられなくって、幾春別までがやっとでした。
 かつて炭鉱で栄え、鉄道が走っていた三笠市ですが、地形的にはほぼ平地ですね。幾春別まではちょっときつい坂がありましたが、川沿いに平地を進むことも可能な気がするので、このあたりの地形は平地と見なして良さそうでした。
 なんで、こんなところにこだわっているのかというと、Tokyo Railwaysの北海道版では、特別ルールで炭鉱を導入しようとしているからです。いろいろと調べてみると、炭鉱なしで北海道の鉄道は語れないと思い、夕張には以前いったことがあったので、今回は三笠にいってみた次第です。

層雲峡の温泉



 今日は旅行に出て三日目、北海道にいます。昨晩は層雲峡温泉に泊まり、電波もネットも繋がらない状況で、なんの下調べもしてなかったんで、今日は随分と行き当たりばったりになりました。
 今朝は層雲峡で大雨と強風に出くわしてしまい、ロープウェイは運航中止。それでも一時雨がやんで、晴れ間も見えたので、歩いて紅葉を楽しんできました。でも昼前に急にまた天候が悪くなって、仕方がないので上川に戻ったら、こっちは晴れてる。山の天気はよくわかりません。

波のお風呂


 今回の旅の往路は仙台港から苫小牧港まで、太平洋フェリーを利用しましたが、これが、前回書いたようにいろいろ面白い。
 居住スペースの半分ぐらいが様々な共有設備に使われていて、まるで観光ホテルのようです。
 特に面白かったのが、大浴場。船だから揺れるのですが、当然のことならがら風呂の湯もそれにあわせて揺れる。
 だから、まるで波のプールならぬ波のお風呂状態。船の上で風呂に入るってなんか不思議でしたよ。
 あと、太平洋から上る朝日がきれいでした。

土曜日, 10月 06, 2007

仙台港


今、仙台港、苫小牧行きのフェリーに乗っています。ちょうど今出港時刻です。
船の中は広くってホテルみたい。レストラン、大浴場、ゲームコーナー、ミニシアターまであって、カプセルホテルのような寝台以外はなかなか豪華ですよ。
14時間の長旅ですが、いろいろあって退屈しないようです。

旅に出ました


 世間では本日から3連休ですが、私は夏休みの代わりの休暇をくっつけて6連休としまして、今日から旅に出ています。
 今は、仙台駅の駅前でMac book proにem oneをつないでアクセス中。さっき、早い夕食として牛タンを食べてきました。
 先日書いたように、今回の目的地は東北ではなく、北海道。なのになぜこんなところにいるかというと、帰りの飛行機のチケットは格安で確保しているのですが、行きが出遅れて、正規料金でしか買えそうもなかったので、今回、行きは仙台から船を使うことにして、それで今、フェリー港へ向かっているところです。
 明日の朝には北海道に上陸、それからどんどん北上して、層雲峡を目指します。
 また、ネットが繋がるところにいったら、何か書いてアップするよていですが・・・E-mobileって北海道では札幌周辺でしかアクセスできないので、難しいかも。

月曜日, 10月 01, 2007

リリース:Kansai Express 1.00 / Tokyo Railways 1.10


 ボードゲーム"Tokyo Railways"シリーズ第2弾、"Kansai Express"の最初のリリース 1.00版と、"Tokyo Railways"の改訂版 1.10版をリリースします。
 ダウンロードはそれぞれ、ココココからお願いします。
 今回のリリースで、両方のゲームの共通部分を共通ルールとしてまとめ、記述内容も大幅に強化してあります。
 また、勝利条件や大都市仕事駒の制限数を人数により変えるように変更し、大人数プレイでの長時間化に歯止めをかけています。
 感想等をお待ちしています。

開発:Kansai Express


 鉄道ボードゲーム"Tokyo Railways"の関西版、"Kansai Express"の開発ですが、先週のテストプレイの結果を反映させて、ほぼ完成しています。残るは最終チェックだけなので、今週中にはリリースできると思います。
 あわせて"Tokyo Railways"も改訂版を出す予定です。ルールをシリーズ共通ルールとゲームごとの個別ルールに分けて、ルールの記載も大幅に強化してあります。
 これが終わったら、第3作目に着手する予定です。第3作の舞台は日本で3番目に鉄道が開通した地、北海道。
 ゲームの名前は"Pioneer Rails - 北海道開拓鉄道"とする予定です。
 北海道の鉄道は廃線後も含めてかなり現地を見たことがあるのですが、旧炭坑地帯と留萌本線には乗ったことがありません。そこで、来週末、現地旅行を敢行する予定です。旅行自体はゲームのためというわけではなく、本当は単に北海道が好きなだけですが。
 という訳で、Kansai Express、Tokyo Railwaysの改訂版、そして新作・"北海道開拓鉄道"に乞うご期待。

寒い


 今日はなんか、夏から急に晩秋になってしまったような陽気。家に設置してある温度計は、日中でも外の温度が17℃となっていましたよ。数日前まで30℃とか言ってたはずなのですが。
 長袖のシャツを引っ張りだして、熱いお茶をすすってしのいでいましたが、乾燥機を使いだしたら、家の中の温度が上昇して快適になりました。
 来週末は北海道に旅行する予定なのですが、向こうはこんなんじゃすまないでしょうねえ。まあ、良い予行練習ということにしておきます。

ファウンデーション


 先週、20数年ぶりにアシモフの「ファウンデーション」を読み直したんですが、やはり面白い。
 描かれる世界は今でもまったく古さを感じず、とても半世紀前に書かれた作品とは思えないです。アシモフはやはり凄い。
 帰りの電車で読んでたら、すっかり熱中してしまい、降りる駅を乗り過ごしてしまいましたよ。
 これから残りを読むのが楽しみです。

Boot CampとWindows Vistaのライセンス認証


 先日、自動アップデートで、私のMac Book ProのEFIアップデートをやったのですが、そうしたらトラブル発生。
 トラブルって言ってもソフトの不具合ではなくって、たぶんVistaのライセンス認証の仕様に問題がある。
 EFIアップデート後にBoot CampでWindows Vistaを立ち上げたら、「ハードウエアの変更によりライセンス認証をやり直す必要がある」とのメッセージが出てきた。で、やり直したら、「既に他のマシンでライセンスが使用されている」とか言い出して、ライセンス認証ができない。仕方がないので、サポートに電話をかけたら、音声指示が出てきて、それに従って5分くらい操作したが、結局同じ。担当者につなぐかというガイダンスが流れたので、担当者につないでもらって、新しいライセンスキーをもらい、ようやく解決。
 EFIをアップデートしたぐらいで、いちいち担当者に電話しなきゃならないっていうのは、いくらなんでもめんどくさすぎ。ますますMSが嫌いになりましたよ。