火曜日, 5月 01, 2007

UHF


 引っ越してみたら、テレビが映りません。
 そもそもアンテナの差し込み口の形状があまり見ないタイプです。デジカメで撮影して電気屋に見せたら同軸ケーブルを切断して、中心の線を引っ張りだしてつなげばよいと言われて、まずは言われた通りにケーブルを加工してつないでみました。
 ところが、それでもVHFが全然映らない。唯一なんとか映るのはUHFのTVKだけ。でもアンテナを接続しなければTVKも映らないので、まったくアンテナに繋がっていないということではないらしい。その日は室内ブースタをつないでみたりしていろいろ試してみたが、全くだめで、大家さんに聞こうにもその日は留守だったので、あきらめました。
 で、翌日の今日になって、大家さんがアンテナを工事した電気屋さんをつれてきてくれたのですが、この人の説明を聞いてようやく理由がわかりました。なんと今度の新居にはVHFのアンテナがなくって、UHFしかないとのこと。そういえば、新宿ビル街と東京タワーの方角が重なっている隣の多摩市には多摩中継局というUHFの中継局があるというのを思い出しました。だけど電気屋さんの話はそれだけではない。多摩中継局は数年前に地デジの周波数を空けるためのアナアナ変換でチャンネルが変わっているとのことです。そんな話は全く知りませんでしたよ。
 電気屋さんに言われたチャンネルにあわせたら、確かに映るのですが、ちょっとノイズが入ります。そこで昨日買った室内ブースターが生きてきました。これをつけたら、かなりノイズが軽減されて、しかも前の家では結構激しかったゴーストがほとんどない。これで無事にテレビがみれますよ。
 でもなぜ、僅か2分歩いただけでいきなりテレビのチャンネルが変わるのか。それを不思議に思ったのですが、都心の方角を見ていきなり納得しました。前の家から都心の方角をみると、川が流れていて開けています。ところが今度の家は丘の麓で、都心の方角には丘がそびえ、マンションまで立っていて完全に塞がれています。たぶん、この状態ではVHFは良い写りを期待できないのでしょう。でも多摩丘陵の方角は開けています。この微妙な位置関係の差が、チャンネルの差になっているようです。
 今度の家でのテレビのチャンネルですが、NHK総合が49ch、NHK教育は47ch、テレ東は59ch、MXは61ch・・・なんかまったく直感的でないですねえ・・・

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