コミック:I''s - アイズ
最近、桂正和の代表作:I''s(アイズ)にハマってます。
YDL5 for PS3のISOイメージをネットカフェで落としているときに、ふと手に取ったのですが、巻が進むにつれてぐいぐいと引き込まれてしまいました。
桂正和というと私にとってはデビュー作の「ウィングマン」が非常に面白かったのですが、「電影少女」でのあまりのスタイルの変化にとまどってしまい、全然読んでなかったのですが、気になってはいたのです。
この「I''s」という作品、視点が徹底的に主人公の男からに固定されているので、話が進行中はヒロインの言動の裏がほとんど説明されておらず、謎だらけになっていって、ずっと後にヒロインの口から謎が解けていくのがなかなか面白い。読み終わった後、再度読み直してみると、後のことを知っているので、ヒロインの心境を類推しながら読めてさらに面白い。
私はこういう、徹底的に計算され尽くした話っていうのは大好きなのですよ。その計算を読み解くのが好きなもので。
でも、「ウィングマン」のときのような勢いと自分の趣味に任せて描いている話も大好きだったりするから不思議なものです。
時間ができたら、他の桂正和作品も読んでみようと思います。これで当分の楽しみができましたよ。あ、そのまえにSFEをリリースしますよ、もちろん(苦笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿