Tokyo Railways 3 v1.02 リリース

Tokyo Railways 3 の最新版 v1.02 をリリースしました。

今回のリリース対象はAndroid版のみです。 Win/Mac/Linux版は対象外です。

Android版において、画面に表示されていない時は、BGMをミュートするように変更しました。

最新版のダウンロードは以下のサイトから行うことができます。
Tokyo Railways 3 公式サイト : s-jima.sakura.ne.jp/tr3/
Google Play : https://play.google.com/store/apps/details?id=sjima.tr3

なお、Google Playに反映されるまではしばらく時間がかかります。

是非とも遊んでみてください！

TR3 コンピュータの性格について（その２）

　今回もTokyo Railways 3(TR3)のゲーム詳細の説明で、コンピュータの性格についての続きです。
　今回は12種類あるコンピュータの性格のそれぞれについて解説していきます。

　前回も掲載した表を再度掲載するので、これを参考に読んでください。

表15-1:性格パラメータ表

各性格の特徴

・標準
　すべてのパラメーターのバランスがとれた性格です。目立たない性格かというと、そうでもありません。際立っているものはその強さです。全ての性格の中で最強の敵となるでしょう。

・建設重視
　とにかく線路建設が大好きな性格です。コストがかかっても遠くて報酬額の大きな仕事を積みたがります。何ターンも先に必要になる線路も予め引いておきたがります。既に自分の線路が引いてあっても、それが遠回りなら、新たに近道の線路を引きたがります。ど市でも出来る限り接続したがります。他人の線路を使うことを嫌がり、平行路線を引きたがります。かなり弱い性格ですが、ゲームが長引くとその路線網が威力を発揮し始めます。

・倹約家
　とにかくケチな性格です。線路を建設したがらず、他人の線路を使用することでコストを抑えようとします。線路を建設する際には、必要最小限にし、関係ない都市はなるべく避けて建設費を抑えようとします。列車は積載量よりも速度を優先します。
　序盤は資金を効率よく貯めるので、列車を早めにアップグレードして先行しますが、路線網が貧弱なため、時間が経つと失速する傾向が高い性格です。トータルではやや弱い性格と言えます。

・地域路線網
　報酬金額はあまり重視せず、到達時間を重視するので近い仕事を沢山こなす傾向の性格です。線路建設には消極的ですが中小都市に繋ぐことは好きで、遠回りはきらいで、他人の線路の利用もそれほど積極的ではないので、細かくて密度のたかい路線網を構築していきます。
短い仕事を沢山こなせるように、列車は速度より積載量を重視します。
あまり無駄遣いせずに堅実に稼いでいくタイプで、強力な敵になるでしょう。

・技術重視
　早めに大都市接続を増やし、速い列車へのアップグレードを狙う性格です。
とはいえ、報酬金額を重視するので最初から遠い仕事を積みたがり、しかもあまり沢山の仕事駒を積みたがらないので、序盤は長い路線を建設してしまい、目的地が遠くなって最初のアップグレードは遅めになります。
　とはいえ線路建設はあまり積極的ではなく、無駄な線路は作りたがらないので、中盤から徐々に延びてきてます。
　列車は積載量よりも移動力を重視し、終盤は速い列車で走り回ることになるでしょう。
やや強い敵といえます。

・仕事重視
　仕事駒を積載するすることに積極的で、そのために中小都市への接続に積極的です。報酬額を重視し、コストを重視しないですが、到達時間も重視するので積んだ仕事はなるべく直線的に運びたがります。
　線路の建設も他人の線路の利用も積極的で、列車は積載量よりも速度を優先します。
とにかく仕事を拾いまくって引っ掻き回してくる性格で、まわり近くではプレーしない方がいいでしょう。
　敵としたときには強い部類に入ります。

・広域路線網
　大都市や中都市に繋ぐのが好きで、建設好き、他人の線路を使いたがらず自前で線路を引きたがる上に、コストはあまり重視しないというかなり建設好きな性格ですが、到達時間を重視しないため遠回りの路線でも無理して近道を引きたがらないので建設重視に比べるとだいぶマシです。
　列車は積載量を重視します。
　敵としての強さは普通くらいです。

・長距離路線
　報酬額を重視し、到達時間とコストを重視しないので、長距離の仕事を積みたがります。仕事駒を沢山は積みたがらないので少数の長い仕事をこなす傾向があります。列車は移動力を重視し、積載量はアップグレードしたがりません。
　技術重視と広域路線網の間の性格で、技術重視よりは線路の建設に積極的ですが、広域路線網ほどではなく、速度を重視するという感じです。
強さは普通くらいです。

・慎重
　コスト意識が強く他社線路を使いたがらないくせに、自分で線路を建設することにもあまり積極的ではない。あまり沢山の仕事を積みたがらない。列車のアップグレードにも消極的。
わりに合わない仕事を積むくらいなら自分のターンをパスした方がいいというほどの消極的な性格です。
　強さは弱いですが、大負けはしないので意外と侮ってると足下をすくわれるかも。

・欲張り
　コスト意識が強いくせに、報酬額の高い仕事を積みたがり、他社に金を払うのは嫌いだが割が合うなら積極的に使いたいと思う。仕事駒を沢山積みたがる。遠回りはきらいで、近道を作りたがる。そんな強欲な性格です。列車は移動力も好きですが、それ以上に積載量を重視します。
　やや強めの性格です。

・短絡的
　コストと荷物積載に関しては普通で、それ以外は全部積極的という性格です。
　他人の線路を利用することに積極的なことと、到達時間を重視することから、自他の路線を組み合わせて目的地まで直線的な移動を好みます。
強さは普通くらいです。

・協力的
　線路建設が嫌いで、他人の線路を使用することは積極的なので、やたらと他社路線にのりまくる性格です。そのせいで序盤は早めに列車をアップグレードしてきますが、途中から線路使用費をばら蒔きまわり、失速します。仕事積載は消極的なので仕事の取り合いにもなりにくいです。
　他のパラメーターはバランスが取れてますが、お金をばら蒔きすぎるので、弱いです。

　コンピュータの性格についての説明はこれで終わりです。
　次回は設定画面について説明します。

TR3 コンピューターの性格について（その１）

今回もTokyo Railways 3(TR3)のゲーム詳細について。今回と次回の２回に分けて、コンピュータの性格を説明します。

コンピュータの性格

コンピュータプレイヤーの思考ルーチンには12種類の性格が用意されており、その性格によって行動が異なります。

　コンピュータの性格はゲーム画面の下側の情報に表示されています(図15-1)。

図15-1：性格の情報表示

　また「メニュー」→「プレイヤー一覧」と選択して、「プレイヤー一覧」画面を表示し(図15-2)、ここから「詳細」ボタンをタップして、「プレイヤー情報」画面で確認することもできます(図15-3)。

図15-2:プレイヤー一覧画面から詳細情報へ

図15-3:プレイヤー情報画面での性格表示

性格のパラメーター

コンピュータの性格は12のパラメーターの組み合わせによって定義されています。性格とパラメータの組み合わせは以下の通りです(表15-1)。

表15-1:性格パラメータ表

個々のパラメーターは以下の意味をもちます。

・報酬金額
　列車に積み込む仕事駒を選ぶ時、仕事駒の報酬金額をどの程度重視するかというパラメーターです。
　AはBよりも報酬金額が高い仕事駒を選ぶ傾向が高くなり、逆にCはBよりも報酬金額にこだわらず、距離の近さや建設費の安さを重視することになります。

・コスト
　仕事駒を目的地まで運ぶ際に必要な建設費や他人の線路の使用費などのコストをどの程度重視するかというパラメーターです。
　AはBよりもコストが安い仕事駒を重視し、遠回りしてでも安いルートを選ぶ傾向があります。逆にCはBよりもコストにこだわらず、距離の近さや報酬金額の高さを重視します。

・大都市接続
　仕事駒を目的地まで運ぶ際のルートに、自分の線路が未接続の大都市があるものをどの程度重視するかというパラメーターです。
　AはBよりも、新たな大都市に接続できる仕事駒を他の仕事駒より優先し、またそうした大都市に接続するルートを選ぶ傾向があります。
　逆に、CはBよりも大都市接続を重視しません。

・中都市接続
　自分の線路が接続していない中都市への接続をどの程度重視するかというパラメーターです。
　AはBよりも中都市への接続を重視し、中都市へ接続できる仕事駒を選んだり、中都市に接続するルートを選択する傾向があります。
　逆にCはBよりも中都市への接続を重視しません。

・小都市接続
　大都市接続や中都市接続と同様に、自分の線路が未接続の小都市への接続を重視するかというパラメーターです。

・到達時間
　運ぶ仕事駒を選択する際や、ルートを選択する際に、列車が消費する移動力をどれだけ重視するかというパラメーターです。
　AはBよりも、移動力が少なくてすむ仕事駒を優先し、ルートを選択する際には直線的なコースを選ぶ傾向があります。
　CはBよりも消費する移動力を重視せず、コストや報酬金額を優先する傾向があります。

・線路建設
　線路建設は自分の路線網の長さを長くすることをどの程度重視するかというパラメーターです。
AはBよりも線路建設に積極的で、長い線路の建設が必要な仕事駒を比較的高く評価する傾向があります。また、先々まで必要となりそうな線路を先に引こうとする傾向もあります。
　逆にCはBよりも線路建設を重視せず、なるべく線路を建設せずに済む仕事駒を優先して積み込みます。また線路を引く場合も次のターンに 必要な仕事に限って最小限にとどめようとします。

・他者線路利用
　他のプレイヤーの線路をどの程度使用するかを決めるパラメーターです。
　Aは常に積極的に他人の線路を使用して仕事駒を積み込み、目的地まで運びます。
　Bは仕事駒をターン中に積み込める場面で、自分の線路だけでは積み込めない場面では他人の線路を使って移動し、仕事駒を積み込みます。それ以外の場面ではなるべく自分の線路だけで仕事駒を運ぼうとします。
　Cはどんな場面でもなるべく他人の線路は使わず、自分の線路だけで移動しようとします。

・経路選択
　積み込んだ仕事駒をどういう順番に目的地に運ぶかというアルゴリズムを決めるパラメーターです。
　Aは移動距離を最小化することを重視します。
　Bは金額と目的地で重心を求め、それに近い仕事を先に運ぼうとします。
Aは近い仕事を先に終わらすことを優先し、Bは金額の高い仕事を先に終わらすことを優先する傾向があります。

・仕事駒積載
　列車に仕事駒を積載する際のアルゴリズムを決めるパラメーターです。
　Aはできるだけ満杯にしようとします。
　Bは最後の一つはあまり積みたがらず、方向が同じ仕事なら積み込みます。
　Cは二つ目以降の仕事は同じ方向の時だけ積み込もうとします。

・列車積載量
　列車のアップグレードの際に、列車の積載量を増やすことを重視するかを決めるパラメーターです。
　AはBよりも積載量を増やすことに積極的で、CはBよりも積載量を重視しません。

・列車速度
　列車のアップグレードの際に列車の移動力を増やすことを重視するかを決めるパラメーターです。
　AはBよりも移動力を増やすことに積極的で、CはBよりも移動力を重視しません。

　次回はコンピュータの性格についてのその２、性格の種類について説明します。

TR3 ステージについて

　Tokyo Railways 3(TR3)のゲーム詳細についての４回目です。今回は「ステージ」について説明します。

ステージ

TR3ではゲームの進行段階をステージと呼びます。
　ステージは最初は第１ステージから始まり、プレイヤーの誰かが大都市連結数を２つにすると第２ステージに移行します。以後、誰かが大都市連結数を３つにすると第３ステージという具合に、誰か　が次の大都市連結数に到達する度にステージが進んでいきます。

ステージ更新メッセージ

ステージが更新されると、メッセージが表示されます。このメッセージにはステージの進行にあわせて新たに登場する仕事駒や、逆に取り除かれる仕事駒、進入禁止が解除される地形などがかかれている場合があります。注意して読んでください(図14-1

図14-1：ステージ更新メッセージ

)。

ステージとBGM

ステージが進行するとそれにあわせてBGMが変わっていきます。BGMはマップとステージに合わせて設定されています。

称号

ある程度ステージが進行すると、ステージ更新者に称号が贈られます(図)。更新者がすでに称号を持っている場合には新たな称号に置き換わります。
　称号は単に名誉を与えるだけで、ゲーム上の効果はなにもなく、ゲームの勝敗にも何らか影響を与えません。

図14-2：称号

　ステージについては以上です。
　次回はコンピュータプレイヤーの性格について説明します。

TR3 v1.01リリース

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくおねがいします。

Tokyo Railways 3 の新バージョン v1.01 をリリースしました。
以下の場所からダウンロードできます。

Tokyo Railways 公式サイト : s-jima.sakura.ne.jp/tr3/
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=sjima.tr3

Google Playからはインストール可能になるまでしばらく時間がかかります。

今回の修正点は、タッチパネルでのタップの認識範囲を修正し、従来よりもドラッグと判別されにくくすることで、タップ時に指を動かしてしまう場合でもドラッグと判定せずにタップと判定されやすくなり用にしています。

タップ判定がなかなかうまくいかない方はアップデートしてみてください。