金曜日, 1月 27, 2006

1280x768表示 解決編


 ここ数日間苦しんでいた、Knoppix 4.02日本語版での1280x768表示ですが、無事解決しました!
 備忘録として、解決手順をまとめておきます。
 knx2hdでインストールするときに、インストール方法は3つあります。
  1. debian(推奨)
  2. beginner
  3. knoppix

 debianと他の2つの違いは、自動認識の有無と、ファイルシステムの選択の有無で、debianはKnoppixの売りである起動時の自動認識がインストールされません。
ですが、debianを選択すると、使用するファイルシステムが選択できます(reiser-fs, ext3など)。
Knoppix 4.02ではデフォルトのファイルシステムがreiser-fsに変更されていて、debian以外を選択すると、自動的にreiser-fsになるのですが、なぜか、これだと私のVAIO Type Tではカーネルパニックになってしまい、起動できません。
 仕方がないので、debianを選択したのですが、これが間違いでした。
 debianでは起動時の自動認識が有効にならず、カーネルパラメータで解像度が決まってしまうようです。これだと、あとから1280x768のパッチを当てても、1280x768では表示できません。
 つまり、1280x768のパッチを有効にするには、インストール時にbeginnerかknoppixを選択する必要があるわけです。
 でも先ほど書いたようにreiser-fsではブートできないので、以下の手順でインストールします。
  1. knx2hdでbeginnerかknoppixを選択する。
  2. 設定を保存し、インストールせずにknx2hdを終了する。
  3. エディターで保存した設定を編集し、reiser-fsをext3に書き換える。
  4. knx2hdを起動して、設定を読み込み、インストールを実施。

 これで無事に自動認識が有効になります。
 あとは、起動時に/etc/rc5.dから1280x768化のパッチを実行するように設定して、XF86Config-4に1280x768用の設定を書いておけば、無事に1280x768で表示できました。

ちょっと時間がかかりましたが、やっと開発に戻れます。やれやれ。

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