日曜日, 5月 30, 2010

FC町田ゼルビア対アルテ高崎戦

今日もゼルビアのホームゲームに行ってきました。今日の対戦相手はアルテ高崎、中位置のチームですが、横河武蔵野やHONDAを破っているチームです。油断できません。ゼルビアは前節の首位鳥取との決戦に破れ、このゲームに勝って、再び勢いをつけて追撃態勢を整えたいところです。
しかし結果は2ー3で敗戦。
試合経過は今日もTwitterで実況してたので、こちらのページからご覧ください。

試合の感想としては、3失点はちょっと酷いですねえ。1点目はゴール前に転がってきたボールに対して、キーパーの吉田と高崎の選手が交錯して、吉田がファールを取られ、PKから失点。2点目は前半終了間際に不用意に相手にFKを与えてしまい、これに合わせられて、最後はオウンゴール。3点目はファールかと思ったら、そのままプレーが続行し、シュートされたのですが、この時主審が笛を吹いていたのでゼルビアが足を止めていたというよく分からない状況からの失点。
今まではラインを高い位置にあげていて、裏を狙われて失点するケースが多かったけど、今日の失点はどれもそういうのとは違います。守備の乱れからの失点に見えます。

このままじゃマズイです。大きくメンバーを変えて引き締めて行った方がいいんじゃないでしょうか。キーパーの修行選手やDFの永野選手などを起用したらどうだろう。修行は去年の実績があるし、永野も秋田戦まではしっかりと失点を抑えてきた実績があります。ここら辺で荒療治が必要ですよ。


試合に関してはこの辺までにして、今日の屋台村ことも書いておきます。今日はチキンワールドフェスタということで、私はハワイのモチコチキンと、同じ店で売ってたタコスを買ってきました。
モチコチキンは衣がもち粉らしいのですが、パリパリとしていて美味しかったです。

今日の観客はちょっと少なめの2758名。雨こそふらなかったものの、どんよりとしていてちょっと肌寒い天気のせいでしょうか。GWの貯金があるから、目標の平均3000人に到達には問題なさそうな水準ですが、もっと集まって欲しいですねえ。
今、ゼルビアは苦境に立たされています。こんな時こそ、みんなの声援の後押しで、チームに勝利をもたらしましょう!
次のホームゲームは野津田を満員にしましょう!

その前に、来週はアウェイのソニー仙台戦。6/5-6のウィークエンドパスをすでに購入しました。
来週こそは久々のアウェイでの勝利を味わいたいですねえ。
みなさんも七ヶ浜に行きましょう!

土曜日, 5月 29, 2010

相模原ライズ

今日は相模原麻溝公園陸上競技場で、アメフトの相模原ライズ対警視庁イーグルスの試合をみてきました。
相模原市政令指定都市移行記念試合とのことで、リーグ戦やトーナメント戦ではないのですが、初めてのアメフト観戦を楽しんできました。麻溝公園競技場はゼルビアが野津田改修中にホームゲームに使用する予定なので、その偵察もかねていってきました。
無料バスが相模大野のグリンホールから出るということだったのですが、乗り場がなかなか見つからず、一本逃してしまいました。何か案内を出して欲しいですねえ。
麻溝公園競技場は現在改修中で、まだバックスタンドが建設中ですが、メインスタンドとオーロラビジョンは完成してるみたいで、結構立派でした。あのオーロラビジョン、野津田に移設したいですねえ(笑)。

アメフトの試合は初めてだったんですが、賑やかでした。場内の実況で解説してくれて、テレビで実況を聞きながら見ているようで、わかりやすかった。プレーが止まっている時間が多いのがアメフトの特長だと思うのですが、プレーの間にチアリーダーのみなさんがいろんな応援で盛り上げてくれる。公式の応援団がいるようなものですから、なかなか面白いです。

試合の方は相模原ライズが45-0と終始警視庁イーグルスを圧倒して勝利。もう少し力の差の少ない試合を見たかったな。
会場にはゼルビアのブースも出ていました。体験教室をやるらしいです。

この日は昨日買ったばかりのiPadでツイッターをやりながらみ観戦してたのですが、アメフトをみながらも、多くの人たちのつぶやきのおかげで鳥取や武蔵野やロックの試合の得点経過が次々と入ってきて、面白かった。
私もiPadで試しに途中経過をつぶやいていたのですが、これがなかなか快適でした。
この記事もiPadで書いていますが、結構快適です。
明日は野津田で実戦投入します。

今日は寒かったが、何とか雨がふらなくて良かった。
家に帰ったときには小雨が降ってきましたが、明日の朝までにはきっと止んでくれるでしょう。
明日はFC町田ゼルビアのホームゲーム、アルテ高崎戦です。
今日のライズのような圧倒的な勝利を期待してます。特に最近は失点が多い。明日は完封試合をお願いします!

iPad到着!

この記事のタイトルを見てまたかと思われるかもしれません。昨日はそのくらいiPadが話題になっていましが、それでも敢えて私もiPadの話を書きます。
私はiPadのWiFi版を予約していたのですが、昨日無事に到着しました。我が家に届いたのは午後2時すぎだったのですが、朝からテレビでもネットでもiPadの話でもちきりで、私は今か今かと首を長くして待ってました。配送してくれた宅急便のおじさん曰く「今日はこれ持ってくとみんな待ってるだよね。いつもいない人でもみんないるんだよ。」とのこと。昨日は宅急便は大繁盛だったようです。
さて、それから半日、使って見た感想をいろいろと書いてみようと思います。

・ブラウザ
大きな画面でページ全体が見れて、それが指だけでスムーズに拡大縮小とスクロールできるので、ものすごく快適です。
ブラウザに関してはPCと比べてみても圧倒的に使いやすい。もうiPad以外でWebをやる気が起きないですね。

・ソフトキーボード
ソフトキーボードはかなり打ちやすいです。キーが大きいので普通に打てます。もちろんホームポジションがわからないのでブラインドタッチというわけにはいかないけど、そもそも画面から目を離す必要が無いので、問題ありません。
Bluetoothのキーボードも用意していたのですが、出番がなさそうです。
今、この文章もiPadで打ってます。

・Twitter
残念ながらまだ満足できるTwitterアプリがないですね。TweetDeckのiPad版は動作が遅くて、致命的なのはメッセージ表示にバグがあるみたいで時系列にメッセージが表示されない点。Twitterrificは横向きならそこそこ使いやすいのですが、無料版は1アカウントでしか使えない。仕方がないので、iPhone用のアプリと併用してますが、こっちは字がギャグみたいにデカいです。

・電子新聞・雑誌・書籍
まだ日本語のコンテンツがあまり出てないのが残念ですが、視認性と操作性が高くってものすごく便利です。産経新聞を読んでみましたが、紙面全体を表示してても記事が判別できるので、一気に見渡せます。記事をダブルクリックすれば、スムーズに拡大して快適に読めます。これは実物の新聞より読みやすいですね。これからは新聞や雑誌の電子化が一気に進みそうです。

・ゲーム
ゲームはまだiPad用の物をあんまり試してないのですが、iPhone用のものでも十分に楽しめます。ただ、まだ本格的なRPGやシミュレーションがないですねえ。この辺は狙い目なので自分で開発したくなってきました!
すでにアドベンチャーなんかは同人ゲームを移植した方がいるみたいです。いろいろと遊べるものが出てきそうです。

・その他アプリ全般
iPadをさわっているうちに、この便利なツールをコンテンツの消費にだけ使うのがもったいなくなってきました。できれば開発にも使えるようにしたいという気持ちが高まっています。コンパイルや実行環境は無理でも、せめてsubversionと連繋して
ソースの編集だけでもできるとありがたいですね。それからGimpのような画像編集ツールも欲しい。クリエーティブな場面で、iPadのインターフェイスは威力を発揮すると思うのですが、誰か作ってくれませんかねえ。お前が作れって言われるかもしれないけど、私はその先に興味があるんで、誰かそういうのを作ってくれたら、それを使っていろいろと作りますよ!

そんな感じで久々のワクワク感を体験中です。開発意欲が高まってきました!

金曜日, 5月 28, 2010

七ヶ浜へのアクセス方法

 FC町田ゼルビアの次の試合予定は5/30のホームでのアルテ高崎戦です。その次はアウェイの6/6ソニー仙台戦、会場は仙台近郊の七ヶ浜というところです。
 ところが6/6のバスツアーが残念ながら人数が集まらず、中止になってしまったそうです。そこで、6/6に現地に行かれたい方のために、いくつかの情報をまとめてみました。

ポイント1:ウィークエンドパスを使いましょう

 町田から電車とバスで七ヶ浜に向かう場合、以下のコースとなります。
  町田ー(小田急)ー新宿ー(埼京線)ー大宮ー(東北新幹線)ー仙台ー(仙石線)ー多賀城ー(バス)ー七ヶ浜スタジアム
 この内、新宿ー多賀城間のJRの運賃は、片道で乗車券が6420円、特急料金が4610円で、往復22060円となります。
 ですが、6/6は、ウィーエンドパスというフリーきっぷが使えます。この切符は8500円でエリア内の列車に乗り放題です。新幹線は特急料金がかかりますが、それでもお得です。
 ウィークエンドパスを使うと、8500円+特急料金4610円×2=17720円で済みますので、普通に行くより4340円もお得です。
 なお、ウィーエンドパスは6/5からの2日間有効で買えますので、前日に出発して一泊する場合にも使えます。

 ウィークエンドパスについては、こちらの説明をお読みください

ポイント2:格安ツアーを使いましょう

 2名以上ならもっと安い方法がありあす。しかもおいしいものも食べられます。
 JR東日本が「日帰り みやぎ・あいづご当地グルメ」っていうのをやってます。
 これだと列車がかなり限定されますが、一人当たり12400円と、大幅に安く往復できます。

 1泊以上なら、他にも沢山のツアーがあるようです。
 検索結果を貼っておきますのでご参考にしてください。

駅からスタジアムまでの交通手段

 バスの時刻表はこちら(行き帰り)。
 七ヶ浜スタジアムは、仙石線の多賀城駅が最寄の駅になっているようですが、ちょっと距離があります。
 本数が非常に少ないですが、バスがあるので、この時間に合わせていけば、行くのは問題なさそうです。
 しかし、問題は帰り。13時開始なので15時頃スタジアムを出るとして、帰りのバスまで50分もあります。
 これ以外に、七ヶ浜町営のぐるりんこというバスがあり、これで生涯学習センターというバス停が利用できるそうですが、こちらはもっと時間が空くので使えそうにないです。
 スタジアムから一番近い駅である下馬駅までは5.1キロありますが、場合によっては歩いた方が早いかもしれません。

大きな地図で見る
 あるいは、帰りはタクシーを使った方が賢明かもしれません。

 また、多賀城駅にレンタサイクルがあるそうなんで、これを使う手も考えられます。ただし、これは多賀城の観光用に用意しているのだろうか、利用するならついでに史跡・多賀城の観光も行ってきましょう。

 なお、私は現地を見てないので、実際のところ行ってみないとよくわかりません。
 曖昧な情報で申し訳ないです。

私の場合

 私は、仙台をぶらぶらしたいので、前日の朝に出発して普通電車でのんびり旅をして、帰りは新幹線にしようかと思ってます。
 これだとウィークエンドパス+片道新幹線特急料金で13110円+宿泊代。たぶん2万弱となりますね。
 帰りも普通電車で帰ってくれば8500円ですむのだけど、それだと家につくのが終電になってしまうのでやめときます。

 いいろいろと書きましたが、最後に一言。ツアーを使う場合は早めに申込んだ方がいいと思います。

 多くの人がゼルビアの応援に七ヶ浜に来てくれるのを、期待しています!

日曜日, 5月 23, 2010

ガイナーレ鳥取 対 FC町田ゼルビア戦

 昨日の日誌の続きで、鳥取の話です。
 今日はとりぎんバードスタジアムにガイナーレ鳥取との首位決戦を見てきました。
 試合は13時からなので、朝は「ループ麒麟獅子」という周回バスに乗って、1時間ほど鳥取市内を周ってから、鳥取砂丘に行ってきました。
 天気は雨ですが、雨は砂に吸い込まれ、歩きにくくはないです。むしろ砂埃がない分、だいぶ良いかも知れない。
 鳥取砂丘って広くってデカイです。人の大きさを見てください。
 てっぺんに登るとこの通りの絶景。

 人の大きさと比べてみてもらえば高さが分かりますよねえ。30メートルくらいはあるんじゃないかな。

 砂丘の真ん中の窪地にはオアシスがあって、今日は雨が降っているせいで水位が上がっているようでした。
 砂丘の見物が終わったら、鳥取駅に戻って、いよいよスタジアムに向かいます。

 無料シャトルバスの乗り場を探して、南口に来ると、「ガイナーレ魂」の幟が出ていて、これを辿っていったら、バスにたどり着きました。
 スタジアムに着くと、沢山のお店が出ています。

 カレー屋さんには宮崎県の口蹄疫への義援金募金箱がおいてありました。ホンダロックがホームの開催を延期するなど、JFLにも影響が出ています。少額ですがカレーのお釣りを募金してきました。私も一刻も早い解決を願っています。

 パン屋さんには、ガイナーレ・阿部選手の出身地が町田ということで、町田から取り寄せたソーセージのパンが売ってました。

 そのパンには「町田を食うぞ!」って書いてあります。
 大変です。町田が沢山食われてます!
 仕返しに野津田での鳥取戦では、ガイナーレゼリーを販売して、鳥取を食ってやりましょう!

 さて、困ったことに、今日の天候は雨、しかも風が強い。
 いつものようにTwitterで実況しようと思ったが、パソコンが雨から守れそうにない。
 なんとかシェルターをつくったけど、最後に傘が壊れました。

 とりスタは16000人くらい入るサッカー専用スタジアムなので、デカイです。
 試合の内容は今日もTwitterで中継したから、こっちのページから見てください。
 結果の方は、前半は強風の風上に立ったゼルビアが、勝又選手の大活躍で2−0とリード。
 だが、後半、風下になると鳥取に次々に点を奪われ、結局2−3で逆転負け。

 悔しい逆転負けで、選手たちは下を向いて引き上げていきました。

 負けたのは悔しいですが、まだまだ前半戦の途中、なにが起きるか分かりません。
 次節のホームゲームで快勝して、ふたたび連勝を始めましょう!

中国地方横断の旅

 昨日は岡山から鳥取まで、中国地方を横断してきました。
 主目的は今日23日に行なわれるガイナーレ鳥取対FC町田ゼルビア戦の観戦なのですが、中国地方のどこの空港に降りて、ど この空港から帰ってもOKっていうパックだったので、ついでだからいろいろと鉄道に乗ってきました。
 朝、家を出たのは7時でしたが、岡山駅についたらもう12時近く。駅ビルでお昼を食べて、13時過ぎの列車で各駅停車の旅に出発。
 最初のコースはこの切符の通り。山陽本線で上郡に出て、智頭急行に乗り換えて智頭へ。さらに因美線に乗り換えて郡家へ行き、最後に若桜鉄道に乗り換えて若桜へいくというルートです。
 みどりの窓口の人にこのコースの切符を頼んだら、ちょっと手間取ってました(笑)
 上郡から智頭急行の各駅停車に乗り換えて、のんびりと中国山地の谷間を走り抜けます。途中で美作市と言うところを通ったのですが、ここは宮本武蔵の故郷らしい。だから「宮本武蔵駅」なんていうのもある(笑)
 智頭で因美線に乗り換えて、鳥取県に入り、郡家で乗り換え。ここには白菟伝説があるそうですが、いわゆる「因幡の白菟」の話とは別物らしいです。こっちの白うさぎは悪さはしてなくって、天照大御神を案内したらしいです。
 つまり鳥取には2つの白兎伝説があるということみたい。
 若桜鉄道に乗り換えて若桜へ。若桜鉄道の沿線はずーっと盆地の平地を走ります。ただし、蛇行していてカーブは多い。
 終点の若桜駅にはSLが動態保存されています。機会があったら走ってるところをみたいですね。

 若桜からは鳥取まで直通列車が出ています。ここで切符を買ったら、懐かしい硬券。持って帰りたかったなあ。

 鳥取駅についたのは18時半頃、約5時間の旅でした。鳥取駅の構内には「鬼太郎商店」があります。
 ホテルにチェックインして、ガイナーレのサポーターさんに教わったお店「もぐら屋」へ出発。
 途中のエレベータでゼルビアの選手に出くわしてビックリ!同じホテルでした。
 もぐら屋さんでは海の幸をたくさん食べ、田中農場さんという所で作ったお米の酒とご飯をたべて満足。
 シメには二十世紀梨のシャーベットみたいなのが入ってる「ガイナーレゼリー」を食べてきました。
 ガイナーレを喰って、今日の試合はいただき!

 さて、いよいよ決戦場に向かいます。
 今日の試合のゼルビア選手の活躍に期待します!勝ち点と首位奪取をおみやげに帰りたいです!

土曜日, 5月 22, 2010

南アフリカ追加マップ

 「Tokyo Railways 2」用の追加マップ「南アフリカ」の作成中です。
 ご覧のように殆どできてて、テスト中です。
 近日公開予定なのでお楽しみ。

水曜日, 5月 19, 2010

南アフリカ

 もうすぐサッカーのワールドカップ南アフリカ大会が開催されます。
 それで、私も便乗してTokyo Railways 2用の追加マップ「南アフリカ」を作ろうと思ってるんですが、これが結構大変。

 まず、いい感じの鉄道路線図が見つかんない。豪華列車「ブルートレイン」の運行路線図はあるのですが、そんなの主要幹線でしか走ってない。それ以外の路線はどうも貨物中心のようで、大都市圏以外の路線図がみつかんないのですよね。
 それから、次に困っているのが南アフリカの一番小さい単位の自治体仕組みが都市と対応していない点。南アフリカの地方自治体は、州とその下の市からなっているらしいのですが、この「市」というのが普通の感覚の都市とは違うらしいのです。南アフリカは日本の3倍以上の面積の大きな国なので、「市」というのがかなり大きい。中国でも昇級市とか地級市とかはかなり大きい自治体で複数の市を下にもっているのですが、南アフリカの場合、この大きな「市」が最小の自治体単位のようで、実際の都市はその下に複数の地域として存在しているようなのです。大都市の場合、「市」の代わりに「都市圏」という名称で呼ばれているようです。たとえば首都のプレトリアの場合、プレトリアはただの地域名でツワネ市都市圏という自治体の一部なんですが、地図には都市名としてはプレトリアって書いてあるわけです。つまり都市と自治体が一致してない。

 この自治体の制度は2000年くらいに成立したみたいなのですが、この時にもうひとつわかりにくい制度をやってます。この制度が成立したとき、アパルトヘイトが終わって、南アフリカではもともとこの土地に住んでいてた黒人の民族運動が盛んみたいで、主要都市が欧風な名前で呼ばれているのに対して、新しくできた「市」は民族的な名前をつけたみたいなんですよね。だけど、地区名としての都市名は昔のまま読んでいる。だからプレトリアの場合、都市名はプレトリアなのに、自治体名はツワネなんです。こういうのがそこら中にある。ポート・エリザベスという都市は、ネルソン・マンデラ・ベイという自治体の一部だし、ダーバンという都市はエテクウィニという自治体の一部。もともと市域が広かった大都市のケープタウンとヨハネスブルグ以外はほとんどこんな調子。
 さらに面倒な場合があって、この「市」という単位の自治体に、部族の居留地みたいなやつが紛れ込んでいて、地域的に散らばってたりする場合がある。もうこうなると、都市の規模を把握するのに自治体の統計はそのままじゃ使えない。地図をみて、Wikipediaの説明文や歴史を読んで、ひとつずつどんな自治体か調査しないと判断出来ない。しかも日本語の情報なんか全然無いから、英語の情報を探すことになるが、それでも綺麗にまとまった数字が出てこない・・・

 都市以外の情報も欲しいと思って、他にもいろいろと南アフリカという国を調べてくると、ショッキングな話ばかり出てくる。日本の100倍を超える犯罪発生率。殺人と未遂を含めた数も100倍を超える。さらにエイズが蔓延していて、90年頃を境に、60歳以上あった平均寿命が40歳くらいまで激減。エイズの蔓延が若者の絶望を誘って犯罪に走らせている気がします。白人の流出も重なって、人口が停滞気味らしいのです。2008年は人口が減ったらしい。それも日本みたいな高齢化で減っているんじゃなくって、平均年齢が低下しながら減っていくんだよ。この社会は怖いよ、恐怖だよ。

 うーん、なんというかずいぶんと難しい国の追加マップに手をつけちゃったと後悔しているところです。
 まあ、遠くから情報を集めているだけの私は、ゆっくりと片付ければいいだけなんだけど、来月、こんな怖い社会の国に乗り込むサッカーファンのみなさん、命だけは気をつけてください。

 そんな感じでマップ制作をやってます。

日曜日, 5月 16, 2010

FC町田ゼルビア 対 流通経済大学FC戦

 今日はゼルビアのホームゲーム、流通経済大学戦でした。もちろん観戦してきましたよ。
 今日の試合はTwitterで実況してましたんで、試合展開を見たい方はこちらをご覧ください。

 今日の対戦相手・流通経済大学FCですが、今シーズンは17位で低迷中。今期からルール改正で大学リーグとの掛け持ちができなくなったとのことで、1年生とOBを中心に構成されたチームらしいです。トップチームの選手は大学リーグに登録されているし、その下のレベルの選手もトップに入り込める位置にいるならJFLに登録すると大学リーグに出場できなくなるのだから、おそらくJFLには登録せずに大学リーグの方に登録しているでしょう。そういう意味で、去年のチームに比べるとかなり戦力が落ちているようでした。

 ボールを奪い合う状況ではほとんどゼルビアの選手が勝ってしまう。ゼルビアの選手がやばいミスをしても、そこにつけこむ速度が無い。ゼルビアのDFを1対1で抜く技量も無い。終始ゼルビアが圧倒していました。

 これだけ圧倒的な試合展開ではありましたが、心配性な私には、来週の首位ガイナーレ鳥取との大一番を前にして、ちょっと不安が残りました。後半の1失点はいただけませんねえ。それでなくともここのところ失点が続いている。
 いつでもこんなに楽に点が取れるわけでないので、厳しい試合でも1対0で勝ち抜く試合ができなきゃならない。
 今日もけっこうヤバイミスが多かった。相手がそれにつけこむ力がなかったからよかったものの、前節のHONDAのような強い敵だったら、もっと点を取られていたような不安がありました。

 さて、来週はいよいよ首位ガイナーレ鳥取とのアウェイ決戦。最多得点のゼルビアと最少失点のガイナーレの対決です。
 この前半戦最大のヤマ場、私も鳥取まで観戦に行く予定です。
 無敗のガイナーレを止めるのはゼルビアだ!
 

金曜日, 5月 14, 2010

トップページをリニューアル

 私のサイトのトップページをリニューアルしました。
 いろいろと置いてあるんで遊んでいってください。

アンケート:次に作る追加マップはどれ?(その3)

 「ユーザー報告」のページで、新しいアンケート「次に作る追加マップはどれ?(その3)」を始めました。

 今回のアンケートは、次につくる追加マップをみなさんに決めてもらうというものです。
 対象は以下の6マップです。

 1)西武沿線
   前回のアンケートで落選したマップです。
   西武沿線の北多摩地区・所沢・川越などが対象です。

 2)山口県
   これも落選組。
   九州マップと瀬戸内マップで引き裂かれている山口県全域のマップです。
   圧倒的な中心都市がない山口県は分散的な面白そうなマップになると思います。

 3)富山県
   これも落選組。
   富山県の1都市圏化を目指した富山地方鉄道がテーマのマップです。

 4)仙台近郊
   東北地方最大の都市、仙台市とその近郊のマップです。

 5)京葉京成
   京成電鉄の沿線が舞台のマップです。成田空港への高速鉄道を目指します。

 6)滋賀県
   琵琶湖を中心とした滋賀県が舞台のマップです。
   北陸マップ・東海マップ・関西マップ・北近畿マップのいずれでも全域を扱っていなかった滋賀県全域をカバーします。

 みなさんのご投票をお待ちしています。

木曜日, 5月 13, 2010

アンケート結果:おすすめの追加マップは(その4)

 「ユーザー報告」の右側でやっているアンケート「おすすめの追加マップは(その4)」を締め切りました。
 今回の投票者数は14でした。ご投票いただいた方々、ありがとうございました。
 では、その結果発表です。いつものように、複数投票可能なので、投票総数は投票者数を上回ります。

4位 高松琴平 3票

 このマップ、作った本人の作者自身は結構好きなんですが、友人には評判が良くない。今回のアンケートでも僅か3票で最下位でした。友人には決まった順番に出てくる「お遍路」仕事が評判良くないんですが、私はこのマップで一番好きな点が逆にこの「お遍路」仕事なんですよ。誰かが大都市間を接続すると「お遍路」仕事が出てくるんで、それを予想しながら移動・建設をしていくのがこのマップのコツでして、そこらへんの駆け引きが面白いマップなんですけどねえ。
 やりこめばやりこむほど面白くなるマップだと思うんで、是非ともトライしてみでください。

3位 バンクーバ 4票

 バンクーバの冬季五輪開催に合わせて作ったマップです。イメージにある白いテーマと通常のテーマのマップを用意してましたが、現在の「Tokyo Railways 2」ではどのマップでも白いテーマが適応できるので、他のマップとの差がなくなっちゃいました。
 マップ自体はオーソドックスな配置で、普通におもしろいのですが、さすがに冬季五輪が終わった今では当時ほどの関心がないでしょうねえ。冬季五輪の記念ってことで、五輪を思い出しつつ、やってみてください。
 今後もこういうイベントマップを作っていこうかな。まずはW杯の南アフリカと万博の上海かな?

2位 名古屋市 6票

 トップと僅か1票差で2位に入ったのは「名古屋市」マップ、このマップはかなり独特のシステムで結構人気があります。このマップの特徴は中心部のターミナルと郊外拠点の2種類の都市で、通常の大都市の機能を分け合っている点です。
 ターミナルは線路の起点となるけど、列車のアップグレードには影響を与えず、逆に郊外都市はアップグレードと勝利条件にのみ影響します。郊外都市はたくさん用意してあって、勝利条件達成のために郊外のあちこちに線路を引く必要があります。このシステムを私は「名古屋市システム」と呼んでいて、このシステムは日本全国マップでも採用しています。
 従来のマップとはかなり風変わりなシステムなんで、是非とも試してみてください。

1位 長野県 7票

 投票者の半数が支持して1位に輝いたのは「長野県マップ」。このマップは地形の厳しさが特徴です。さらに東京や名古屋などのマップ外の都市も大都市扱いになっていて、通常よりも大都市数が多くなってます。
 こうした点も人気の理由の一つかもしれないけど、たぶん決定打はシリーズ最速の「リニア」が登場するからですかねえ。速度90のリニアは、マップの中心に入れば、マップ全域がカバーできてしまう強烈な威力があります。
 リニアは日本全国マップにも登場していますが、まずは、このマップで威力を味わってみてください。

まとめ

 名古屋市と長野県は「次に作る追加マップはどれ?(その2)」の1位と2位に入ったマップなのですが、実際に作ってみた後でも同様に高い支持がもらえて嬉しいです。
 最近の追加マップではあんまりマンネリにならないように、マップごとにいろいろと新しいことを試していますが、それがいい方向に出ているようです。
 今後もいろんなマップを作っていくつもりですので、今後もご期待下さい。
 アンケートの方も今後も続けていきますので、今後もご投票をお願いします。

火曜日, 5月 11, 2010

2010ゼルビア応援ページを作った

 この日誌の中にゼルビア試合の記事が沢山あるが、こうした記事とTwitter実況のログ(Twilog)と試合結果を紐付けたページ「s-jimaの2010ゼルビア応援ページ」を用意しました
 今年のゼルビアの戦いを振り返る上で少しでもお役に立てたら幸いです。
 左側に小さなバーナーを用意してあるんで、そこからも飛べます。

 こうやってまとめてみて、あらためて見直してみると、Twitterで実況を始める前と始めた後では試合に対する日誌の記事の充実度が全く違うのが分かります。たぶん要因は2つ。
 一つは、Twitter実況をやると、試合中に見たことを文字にする過程で記憶が固定化されてよく覚えている。
 もう一つは、試合の後にTwitterのログを読んで思い出してから書くから、試合の流れがよく思い出せる。

 というわけで、Twitter実況は何よりも自分に利益が帰ってくるということを認識しました。

 この日誌にはゼルビア以外の話をたくさん書いているので、そんなの読みたくないと思う方、応援ページの方をチェックしていただけると幸いです。

月曜日, 5月 10, 2010

Twitterの投稿数制限

 最近よく、Twitterでサッカーを見ながら実況してるんですが、途中でつぶやくことができなくなってしまうことが2回ほどありました。
 エラーメッセージを見ると、どうやら投稿の制限数を超えたということらしい。
 これを食らうと1時間くらいつぶやくなくなってしまう。ダイレクトメッセージは使えるので、仕方がないから2回ともモバイル営業マンさんにメッセージを送って、実況を見てる人に伝えてもらったのですが、これだと実況をみている人全員が私と営業マンさんをフォローしているとは限らないから、かなり困る。
 それで、次回からは投稿数の制限を超えないように、Twilogをみながら手計算で制限値がいくつなのか探ってみました。

 まずは最初にこのエラーを食らった、4/29のFC町田ゼルビア 対 佐川印刷戦SCの場合、
  直近の1時間の投稿数は69
  直近の2時間の投稿数は125
 このときは試合終了直後にエラーとなって、ぎりぎりで最後まで実況できました。

 次にエラーを食らったのは、5/9のFC町田ゼルビア 対 HONDA FC戦の場合
  直近の1時間の投稿数は72
  直近の2時間の投稿数は124
 このときは、ロスタイムに入る辺りでエラーとなって、実況を見ていた人たちは急に結果が入ってこなくって「???」な状態だったみたいです。申し訳ないです。

 これに対して、トータルではこの2日とほぼ同じ数をつぶやいていたのに、エラーにならなかった5/2のホーム戦、FC町田ゼルビア 対 FC琉球戦の場合
  実況最後の1時間の投稿数は60
  実況最後の2時間の投稿数は114
 このときは、途中でPCを切り替えたら、なんかしばらくPCが固まってしまって、つぶやけない時間がありました。
 それで試合中にちょっとだけペースが落ちていて、その御陰かどうかは分かりませんが、最後までエラーにはなりませんでした。

 この結果を見ると、数の数え方の誤差等を考慮すると、制限値があるとすれば、直近1時間に70、または直近2時間に125あたりだと思います。
 つまり、1分間に1回以下のペースなら、たぶん引っかからないだろうと予測しています。
 次回からはこの分析結果を教訓にして、「つぶやき間隔は1分間以上」を念頭に、実況をやっていこうと思います。

 次回ホーム、5/16 流通経済大戦は当然として、5/23のとりスタでの首位決戦にも参戦します。
 当日スタジアムにいけないゼルビアサポータの方は @esjima をフォローしてみてください!
 

日曜日, 5月 09, 2010

FC町田ゼルビア 対 HONDA FC戦

 今日も行ってまいりました、ゼルビアのアウェイゲーム。今日の対戦相手は古豪 HONDA FC、強敵です。
 昨日は佐川印刷が首位ガイナーレに引き分けてくれたの、今日勝てばゼルビアは再び首位にたちます。
 先週FC琉球にまさかの敗戦を喫しましたが、11人揃えば負けるはずありません。
 そういうわけで、浜松市北区にある都田サッカー場まで行ってきました。
 サッカー場は芝が青くて綺麗。野津田とは全然違います。まあ、何処に行っても野津田よりも綺麗なんですよ。どうしてなんでしょう。誰か野津田をなんとかしてください。

 さて、それでいよいよ先発発表の時間となりましたが、ここは他とちょっと違う。アウェイのチームのオーダーは発表の前にプレートをかけ始めちゃうんです。それで発表前にだんだんとゼルビアのオーダーが明かされていくのですが、一番右に「飯塚」の文字がありビックリ。なんと今日は飯塚がFWのようです。その横に「勝又」の文字・・・我らが得点王・木島選手がいません(号泣)

 さっき、11人なら負ける訳ないって言いましたけど、それはあくまで木島と勝又が揃ってる前提です。
 こりゃやばいなあと思ってるうちに試合開始。
 そしたら、いきなり右サイドをHONDAの攻撃が切り裂き、中央で合わせれてゴール。
 僅か3分でHONDAの先制を許してしまいました。
 その後もゼルビアはボールを持たせてもらえず、次第にHONDAの一方的な展開に。
 前半25分には、HONDAが右奥からのFKに合わせてゴール。これで0−2。

 だが、前半終了間際ぐらいから、ようやくゼルビアの攻撃が噛み合い始めます。
 後半に入ると星選手がPKを決めて、1−2とし、相馬監督は次々に選手を投入します。
 斉藤広野・小川・北井の各選手が入ると、ゼルビアの攻撃が活性化し、今度は一方的に攻めまくります。
 だが、HONDAの守備は堅い、ゼルビアの選手のシュートを幾度となく弾いてCKに逃れ、CKの度に、きっちりとボールをはじき返して守りきります。
 残り時間がなくなってくると、流石にゼルビアも攻めつかれてきたようで、勢いが落ちてきてそのまま試合終了。

 なんとまさかの連敗におわりました。

 帰りがけに浜松城によってから、浜松駅前の美味しいうなぎ屋でうなぎの茶漬けを食べにいったら休み。
 仕方が無いので、別の店でうな重を食べてきました。


 重ね重ねくやしい・・・

 木島、どうしたんだ?早く戻ってきてくれ!

土曜日, 5月 08, 2010

第4回テストプレー

 本日21:00から「Tokyo Railways 2」の第4回テストプレーを開催しました。
 参加者は私を含め5名でした。ご参加の皆様、ありがとうございました。

 今回のマップは開発版の「阪神間」追加マップで、私は茶色の阪急電鉄を受け持ちましたが、あと少しの金額がどうしても稼げず、黄色のshimoleさんの阪神電鉄が見事に勝利を収めました。

 阪神間マップは、いろんな種類のターミナルを沢山配置したマップで、ターミナルと勝利条件都市を分離した名古屋市マップとは、ちょっと違ったマップですが、ご参加の方々には好評でした。

 基本的にはあまり手直しせずにこのままリリースする方針で行きますので、みなさんもぜひとも遊んでみてください。

 今回、1件の不具合のご指摘をいただいております。不具合の内容は、称号がプレイヤー情報に反映されないというもので、調査の結果、他にも長崎・高松琴平・名古屋市の3マップにも同様の不具合がありました。
 ご指摘ありがとうございました。
 不具合は表示のみの問題なので、ゲームの進行には影響ありません。

 これらの3マップも修正してアップデート版をリリースする予定です。

 今後も公開プレーを実施していく予定ですので、ぜひともご参加ください。

金曜日, 5月 07, 2010

追加マップ「阪神間」の開発版公開

 「Tokyo Railways 2」用追加マップ「阪神間」の開発版を公開しました

 このマップの舞台は大阪と神戸間にある、西宮市・尼崎市・芦屋市・宝塚市・伊丹市・川西市とその周辺地域です。
 この地域は日本の鉄道黎明期から東海道線・阪神・阪急の3路線が並行し、それぞれが日本最初の路線、日本の最初のインターアーバン、日本型電鉄経営の確立と、日本鉄道史を切り開いてきました。

 今回の阪神間追加マップでは、従来型のマップと名古屋市型の中間的なシステムを採用しており、名古屋市型のマップよりもコンピュータの思考ルーチンが対応しやすいため、コンピュータが手強い敵となっています。

 まずは、開発版として公開し、問題点を洗い出してからリリース版を完成させる予定です。
 是非とも遊んでみて、ユーザー報告のページにご感想・ご要望・障害報告等をお寄せください。
 また、5/8(土)には公開テストプレーも予定しています。ご興味のある方は是非ともご参加ください。

火曜日, 5月 04, 2010

JFL DATA Mac Dashboard Widget版リリース

 JFLの順位表・得点ランキング・試合日程/結果を見ることができるWebアプリ「JFL DATA」のMac用Dashboard Widget版をリリースしました
 Macユーザーの方は、「JFL DATA」をダウンロード・インストールして、いつでもJFLのデータを確認できます。Mac OS X 10.4以降に対応しています。
 Macユーザーのみなさま、是非ともダウンロードして、ご利用ください。

月曜日, 5月 03, 2010

IMPERIAL 再び

 今日もまた6人が我が家に集まり、ボードゲームを実施。
 プレーしたゲームは「DIAMANT」と「ニムト」の2つのお手軽ゲームと、おととい遊んだばかりの「IMPERIAL」でした。
 「IMPRERIAL」は前回すこしルールを間違えていたということで、あらためてやったのですが何かおかしい。
 1ゲーム終わった後に再度ルールを読み直して、ルールの解釈をあらためてからもう一度やったら今度はまともな感じでした。

 ルール解釈の争点となったのは、「投資」マスと「投資」のタイミングについて。
 ルールでは、投資マスに止まった時には「1)債権の持ち主に配当を行う」を行うこと。そして、投資マスを通過したときには「2)投資家駒を持っているプレイヤーは資金2百万を受け取る」、「3)投資家駒を持っているプレイヤーは債権を買う」ができるって書いてあります。それで、投資マスを通過したときには、2、3のみを実施することも書いてあります。
 問題は、投資マスに止まったときに1のみでなく、2・3も行うのかという点だったのですが、これが和訳・英訳のどちらを読んでもハッキリ分からない。それで投資マスに止まったときには1のみができるという様に最初は解釈してたんですが、これだと、投資駒が全然発動せず、あまりにも債権を買う機会が少なすぎる。
 そしたらプレイヤーの一人が、ルールの概要を読んで、投資マスに止まった時には1〜3全部できるように書かれている記述を見つけました。それで、この解釈でやったらやっぱりうまく回るんですよ。

 ゲームの展開は、私がロシアを担当していましたが、ロシアは地勢的に大量点が難しいと見られていました。なぜかというと、ロシアは序盤にバルチック海に面したところに海軍工場を持っていないため、黒海やバルカン方面に陸海軍を展開せざろう得ないのですが、イタリアは海軍しか作らないし、オーストリアは陸軍しか作らないんで、どっちにも対抗できず大量点が難しいんですよ。それに対してイギリスは海軍オンリーで押しまくれるし、ドイツは陸軍だけつくって篭れるし、イタリアも海軍中心で押しまくれるし、オーストリアも陸軍のみで押しまくれる。フランスは自由度が高く、広がりやすい。
 だから、ロシアプレイヤーの私としては、ロシアからさっさと金を引き出して、他国に乗り換えようという戦略を取りました。ロシアは運良くエーゲ海まで海軍を進めて、領域もそこそこまで行ったのですが、これに対してイタリアが大海軍で襲いかかる気配となります。そのタイミングで私はイタリアの債権を買って、イタリアの支配権を一時的に奪取。直ぐに取り返されたんですが、一回だけイタリア軍を動かすチャンスがあったんで、海軍に西へ離れてもらって、ロシア海軍は危機を脱しました。
 私はロシアから収奪した資金をフランス・イギリスにも向け、投資家として着々と稼いでいたのですが、そこで政変発生。フランスの支配権がイギリスを支配していたKH氏に移り、イギリスの支配権はドイツ支配のKS氏に移ります。そしてフランスを失ったO氏は純投資家として支配がない状態を逆に利用して、あっちこっちの国の債権に投資し始めたんです。
 そして、欧州は表面上は軍事的な緊張が高まりますが、主戦場は軍隊じゃなくって債権の取り合いに発展。低額の債権は純投資家の特権により債権購入機会が多かったO氏にほとんどかっさらわれてしまい、表面上の欧州最大勢力である英・独連合のKSは、軍事的にフランスを叩く力があっても、フランス債権者連合の莫大な資金力から、英・独両国の支配を維持する力がないため、事を起こせません。
 そんなわけで、小規模な軍事衝突はあったものの、戦争なんてやっている暇も、やるだけの強固な国家支配も打ち立てられないまま、時間だけが過ぎて行き、そのままゲーム終了。
 結局、効率のよい安い債権を大量に買い集めたO氏が、レベル5に到達した強国・フランスの最大債権者であったKH氏を上回り、O氏の勝利。

 やってみた感想として、ある程度債権や資金が手に入った後なら、国なんかもっているより、純投資家をやっている方が大部楽です。だから、国を乗っ取るのはちょっと考えもの。相手に純投資家になるチャンスを与えかねません。よほどの理由がない限り、他国の支配権を奪うより、相手と同額ぐらいの第2債権者の地位を狙った方が効率がいいですねえ。
 あと、ロシアプレイヤーは不利だとは思いませんが、ロシアと言う国家は明らかに不利です。ロシアになったら、国の資金をさっさと抜き取って、他国の投資中心に乗り換えるべきだと思いますよ。

日曜日, 5月 02, 2010

FC町田ゼルビア 対 FC琉球戦

 首位を走る町田ゼルビアは、今日、本拠地町田市陸上競技場で対FC琉球戦を行いました。
 結果は惜しくも1-2で敗戦。今期初敗戦を喫してしまいました。
 今日の試合を振り返ってみましょう。

 4/25~5/2までの8日間でゼルビアは3試合をこなすというハードスケジュールでした。
 この3戦は「決戦のGW」と名づけられ、観客動員数と4位以内というJ2昇格のための条件をクリアできるかどうかの、最初の試金石と位置づけられました。
 4/25の松本山雅戦は山雅の熱狂的なサポータを迎えた上に、ゼルビアを応援する観客も沢山つめかけ、5000人を超える観客を集めて、試合にも6-1で快勝。これで6連勝とした上に観客動員数も伸ばし、一気にJ2昇格を現実味のあるものに変えました。

 そして、その4日後の4/29にはいまだ無敗の佐川印刷とのアウェー戦。GW3連戦でもっとも強力な敵との対戦がありました。この試合は苦しみながらも前半の終盤と、後半の序盤に立て続けて得点を重ね、結果的には4-1で圧勝。内容的には不安が残る試合ではありましたが、問題があってもこのスコアということで、ゼルビアの強さが際立ちました。

 実は私的には、この3連戦でいちばん危ないと思ったのがこの佐川印刷戦だったので、これで「GW3連勝いただき」と思って安心しきっていました。そして今日のホームでのFC琉球戦を迎えたわけです。

 朝から天候は快晴。4/30には新聞にゼルビアの記事が載り、yahooのトップトピックスに掲載された関係で、一時はゼルビアの公式サイトが重くなるくらいの反響。そうした宣伝効果もあって、前売りはS席完売。A席も残りわずかということで、観客は6000人に乗るだろうという期待がネットを流れていました。
 私もいつもより30分早めて野津田に向かい、スタジアムについたのは試合開始1時間半前だったのですが、もうスタジアムには約3000人の観客が詰め掛けています。あまりの出足の早さにびっくりしていて、食料を調達に出かけると、屋台村はどこも長蛇の列。試合開始1時間前に戻ってくると、もう4000人くらいいる。試合開始の時には超満員になって、立ち見があふれて、GB席後方のコンクリの壁の上に人がずらっと座ってる。スタジアムの定員6200人をあきらかに超えた超満員の観客であふれていました。

 そうして試合が開始。ゼルビアのオーダーはリザーブを含めて、佐川印刷戦とまったく同じです。ゼルビアは前2試合で大活躍の半田選手を中心に、盛んに左突破を仕掛け、何度もチャンスをつくるが、なかなか得点できません。
 でも、こういう展開はいつものことで、次第に相手のディフェンスがスタミナを使い果たし、守りきれなくなって決壊して、一気に大量点をたたき出す、いつものパターンで戦っていると、ここまでは完全に油断して観戦していました。

 ところが、これだけ順調なときにこそ、ぴったり合う言葉がまさに現実になります。

 好事魔多し

 前半26分、左一辺倒の攻撃を修正して、右から攻撃をしている最中、突然、半田選手が審判からレッドカードを食らって退場。相馬監督が猛抗議しますが、受け入れられず、ゼルビアは10人で戦う劣勢を強いられてしました。
 すぐ後に、相手のラフプレーで星選手が激しく吹き飛ばされますが、イエローカードどまり。
 こうして70分にわたって、ゼルビアは一人少ない10人でのプレーを強いられることになりました。

 それでもゼルビアは押し気味の攻撃を続けます。木島選手や勝又選手がなんども突破し、チャンスを作りますが、1人余裕のある琉球のマークが厳しく、どうしてもゴールを決められない。
 こうして0-0のまま前半終了。

 後半もどうような展開ですが、今日の木島選手はいつものようなチームプレーがなかなか見られず、人数の劣勢を跳ね返すべく、ひとりで何とかしようという場面が多い。だが、琉球は余った一人を木島のマークに当てられるので、木島に自由なプレーをさせてくれません。

 後半22分、試合が動きます。琉球はゼルビア陣内右奥でフリーキックを獲得。かなり角度のある難しい場所からのFKでしたが、琉球・鈴木選手のキックはうまい。カーブしながらFKはダイレクトにゴールも左上隅に吸い込まれていきました。
 これで琉球がとうとう先制点をあげます。
 25分には、琉球・國仲選手が強烈なミドルシュートを決め、2-0。
 今期のゼルビアにとってはじめて2点差で劣勢の状況となります。

 これであせりの出てきたゼルビア選手たちは、攻撃の際のパスにいつもの精度が見られず、木島選手はさらに強引さが目立つようになり、攻撃がチグハグになって、7連勝中の華麗な連係プレーが姿を消してしまいました。
 ゼルビアは攻撃的に選手を入れ替えて、反撃を図りますが、なかなかうまくいかない。
 こうして3分のロスタイムに突入。だが、ロスタイムに入ると急にいつものゼルビア攻撃陣がよみがえります。

 ロスタイムに入ってすぐ、勝又選手から木島選手へパスがわたり、木島選手のゴールで1点返すと、ゼルビアの猛攻が始まります。だが、時間が少なすぎました。
 琉球はコーナーでボールをキープして、時間を稼ぐ作戦を行い、刻々と時間が過ぎていき、とうとう試合終了。

 こうしてFC町田ゼルビアはFC琉球に対して今季初の敗北を喫したのです。

 あの半田選手のレッドカードは私にはなんだかよく分かりませんので、運が悪かっただけと思ってます。それでも今日は十分に勝てる試合を落としたように見えます。
 ゼルビアの攻撃は半田選手がいなくなったので仕方がない面もあるでしょうが、いつものすばらしい連携がなりを潜めていました。そして、特に木島選手が自分で決めようとして強引にプレーする場面が目立ちました。
 もっと、連携を意識して攻撃していれば、十分に3-2で勝てる試合だったと思います。ですが、最後の3分間はいつものプレーがちゃんとできてましたので、十分に修正可能なことでしょう。

 人数が減っても、引いて守るのでなく、攻撃を続ける。そんな相馬サッカーのおかげで楽しむことができました。
 まあ、少ない人数でこんな長時間プレーするってことはそう滅多にないことだろうから、この敗戦はそんなにダメージがないと思います。選手にとっては修正すべき点がはっきり見えたでしょうから、この試合はゼルビアがさらに強くなるためのいい経験になったのではないかと思ってます。

 それに何よりも今日よかったことは、町田市陸上競技場とゼルビアの歴史始まって以来の、6573人もの観客が押し寄せてくれたこと。これで平均観客数3000人突破の懸念は完全に払拭されました。

 まだまだ1回負けただけの7勝1敗1分、首位キープは明日の鳥取戦次第だけど、J2昇格条件の4位以内にはまだまだ余裕の成績です。
 来週は、アウェーで古豪・HONDAとの対戦、「魔の都田」なんて呼ばれてますが、そんなの吹っ飛ばして快勝してくれるでしょう!

ボードゲーム「砂漠を越えて」と「Imperial」

 久々に我が家に友人たちを集めまして、ボードゲームを実施。
 一つ目は以前にもやった「砂漠を越えて」。
 前にやったときは3人プレーだったけど、今度は5人プレーなので、ボード全部を使いました。
 このゲームは、5種類のパステルカラーの通商隊をつなげていって、自分の配下のリーダーが率いる隊商をうまく成長させ、砂漠に点在する池やオアシスにつないで、得点を稼ぐゲームです。
 前回は3人だったけど、5人の場合、マップが増えても密度が増加していて、なんかすごく狭い感じ。広大な砂漠というよりものすごく密集した場所のイメージなんだけど(笑)
 3人の時以上に初期配置が重要で、手番で優先度の高いところに置いているうちに、終盤に突入してしまう。これってかなり先読みが出来そうな気がするけど、それが私にはうまく出来ない。それで、結果は最下位。勝者は初めてやったKS氏でした。手番では、基本的に自分にとって一番利益になるところで、かつ人の邪魔なところに優先的に置くのが定石。これって、けっこう選択肢がない場合が多いので、初期配置勝負な気がするんですよ。
 ちょっとまだ、私は修行が足りないみたい。もう少し経験値を積まなきゃだめかな。

 次は、KS氏が持ってきた「Imperial」というゲーム。途中から来たKH氏を含め、6人で対戦。
 一見すると、名作「ディプロマシー」そっくりの地図と駒。マップは20世紀初頭のヨーロッパが舞台。軍事ユニットは海軍と陸軍があって、これを動かして土地を占領しポイントを稼ぐ。これだけ聞くと「ディプロマシー」のような外交ゲームに見えるけど、実はぜんぜん違う(笑)。
 なぜかというと、プレイヤーは欧州で勢力争いをしている国家に金を貸す投資家なんですよ。そして、この国家は最も多くの金を貸してくれている投資家に支配される。それで、国家は、国内の工場や、国外の占領地から収税して、これを投資家に配当する。これを聞くと、鉄道ゲームの名作「1830」を思い出します。
 でも、またこれがちょっと違う。このゲームでは株ではなくって国債を買うのですが、国債の価値は国家の収税額の合計でランクが決まっていて、大きな国ほど高くなる。つまり、自分で支配している国が小さくて、軍隊も買わずに投資家への分配ばかりやってて、大国にのみこまれそうになっても、稼いだ金で、その大国の債権を買いまくって、債権の価値が上がればOKって感じの不思議なゲームです。これは名作「アクワイア」で自分の会社が大会社に合併されても、喜んで買収で受け取った資金で、大きな会社の株を買うのと同じ感覚です。
 これだけ説明すると、複雑なゲームに見えるかもしれないけど、実は単純。このゲームは自分が支配している国家の手番では、名作「アグリコラ」と同じようにアクションを選択するシステムです。アクションは輪に連なっていて、その上を駒を進めながら選択していきます。アクションには「軍隊動員」、「兵器輸入」の2つの兵力増強と、「軍隊移動」(&戦争)、「収税」、「工場建設」、「投資家への分配と債権購入」の6種類があり、1回の手番では選んだアクションしかできません。
 こんな感じで、なんかいろんなゲームのいいとこ取りした感じのシステムですが、それで出来上がったゲームは、なんというか見たことのない不思議なゲームです。
 私は、なんとかく序盤からゲームの本質を理解して、うまく立ち回り、なんとか勝利することができました。
 このゲームの鍵は、債権の買い方ですねえ。自分が支配している国がなくなっちゃうと苦しくなるんですが、いつまでも同じ国を支配している必要がない。だから、他人が私の国の債権を買い占めててきたら、防衛するんじゃなくって、相手の債権を買う。そして重要なのは、自分の手元には、相手がさらに買い占めてきたときに、直ぐに防衛か逆買収ができる資金を用意しておくこと。そうすると、相手が先に動いたら、自国か相手国のうちの有利な方を支配下におくことができるので、一時的に国をとられても問題ないのです。
 私はロシアをやってたけど、フランスとイタリアの両方を支配したKS氏がロシアの債権を買ってきた時に、この方法で私もイタリアとフランスの債権にも手を出しました。それで最終的にフランスが超大国になったのですが、ゲームが終わる寸前に私はフランスの債権を買い占めて勝利しました。
 この時のプレーで思ったのですが、イギリスが戦争してなかったんですが、イギリスに関してはもっと戦争していいと思います。海軍を作ってそれをフランスにぶつけても、フランスは海を諦めるだけで、きっと反撃なんかしないです。イギリスがもっと積極的に拡張を狙えば、フランスがあんなに伸びなかっただろうから、フランス債権を持っているプレイヤーの勝利争いになって、イギリス支配プレイヤーが勝利争いから脱落することはなかったと思います。

 「Imperial」って、一つ一つのルールは、どこかでみたことのあるゲームのものを採用しているのに、ゲーム全体では見たことのない不思議なジャンルのゲームになっていて、かなり新鮮でした。機会があったらまたやってみたいですねえ。

 連休中にはもう一回集まって、ボードゲームをやる予定です。次は何をやろうかねえ。「ルアーブル」とかやりたいねえ。